スペルミスが起きるメカニズムとその対策!


sorceress-2980452_960_720

 

英会話がある程度できるようになった人にありがちなのが、「英語は話せるけど書けない…」というパターンです!特に単語のスペルミスが増えがちになります。なぜこのような状態に陥るのでしょうか…?

 

※ちなみに、スペルミスは和製英語!英語では「Spelling error」となります。

 

理由1:音で覚えてしまっているから

例えば、「Wednesday水曜日)」という単語があります。この単語は「ウェンズディ」と発音しますが、発音しない「d」が含まれているため、音で覚えてしまうとミススぺルに繋がるわけです。

 

なぜ「Wednesday」の「d」は発音されないのか。

なぜ「Beautiful」の「eau」は「ュー」と発音するのか。

なぜ「Anti」は「アンタィ」と発音するのか。

 

日本では英単語の読み方の規則性やルールを理解しないまま、読み方だけを覚える傾向があります。そのうえで会話中心の勉強をしてしまうことで「単語を書く機会」が失われ、いざ単語を書こうとしても微妙なスペルミスをしてしまうんです。

 

 

理由2:機械に頼りすぎ!?

最近はパソコンだけでなく、スマホで文字を書いていても「スペルチェッカー」が仕事をしてくれます。 そのため、上記の「音のスペルミス」があっても問題なく正しい文章が書けちゃうんですよね。

 

この機能があるおかげで「自分で書く」機会はどんどん失われ、いざ機械に頼れない状況になった時に「スペルが分からない…」という事態になっちゃうわけです。

 

 

スペルミスしやすい単語の特徴

スペルミスしやすい単語の特徴は、「同じアルファベットが続く」「似た音と間違える」「発音しないアルファベットがある」などです。

 

■ 同じアルファベットが続く

Accommodation」(アコモデーション

Assessment」(アセッスメント

Appropriate」(アプロプリエイト

Coordinate」(コーディネイト

 

■ 似た音と間違る

Available」⇒「Avairable」と間違える

Response」⇒「Responce」と間違える

Appreciate」⇒「Appriciate」と間違える

 

■ 発音しないアルファベットがある

Achirve」(アチーブ

Knife」(ナイフ

Humour」(ユーモア

 

 

スペルミス対策

スペルミスを減らすためには、原始的ですが「読んで覚える」「書いて覚える」が一番効果的です。

 

パソコンやスマホで文章を書く時も、自分がスペルミスした単語を極力覚えておくようにし、何度か繰り返し書いて覚えていきましょう。また、友達とスペリングゲームをしてみるのもいいかもしれません。

 

いずれにしても、正しいスペルを身に付けることはスピーキングとはまた別のベクトルで難しいく時間がかかりますが、海外に行かなくてもできることなので、日本にいる間に初めてみてください!

 

日本ワーキング・ホリデー協会

KOTARO