「be」の正しい使い方


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「I would be delighted to accompany you.」という英文を見たのですが、ここはどうしてbeが付いているのでしょうか?

 

今回は、読者さんから届いた質問にお答えします!

 

みなさんは「be動詞」をご存知ですか?「be動詞」とは、「~である、~にいる、~にある、存在する」という意味を持つ動詞で、「is」「am」「are」などがこれにあたります。

 

be動詞」の特徴は、主語や時間によって形が変わること。例えば、主語が一人称なら「I am」、二人称なら「You are」、三人称なら「He is」ですし、過去形ならそれぞれ「was / were」と変化します。

 

be」はこの「be動詞」の原型、つまり一番基本のかたちです。

 

be」を使うタイミングは大きく2つあり、そのうちのひとつが今回質問で届いている「助動詞とセットで使う be」なんです!

 

助動詞とは「can」「may」「must」など動詞を助ける働きをする言葉で、基本的に動詞の直前に置いて使われるのですが、この助動詞が文章に入った際に元からあった「be動詞」が原型の「be」へと変化するルールがあります。

 

例)

I am here(原文)

I must am here(助動詞を追加)

I must be here(be動詞が原型に変化)

 

 

もうひとつのタイミングは、「命令形で使う be」。

命令形の文章は主語を省略して動詞から始まります。この時に動詞からでなく「be動詞」から文章を始めることがあるのですが、その場合は必ず原型の「be」に変化し、意味も「~でいなさい」になります。

 

例)

Quiet!(静かにして)

Be quiet!(静かでいて)

 

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どちらの表現も日常会話でよく使われるので、覚えておきましょう!

 

 

日本ワーキング・ホリデー協会

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