「No thank you.」は使わない方がいいんですか?断るときに「No, thank you.」を使うと、きつい言い方になると聞きました。本当ですか?
「I’m good」や「I’m OK」という言い方もあると聞きますが、この方が軟らかい表現になるんでしょうか? |
|
言い方にもよりますが、「いいえ、結構!」と偉そう言っているニュアンスになることもあります。 |
日本語の様に英語を丁寧な表現にしようとすると、日本人はどうしても「Please」や「thank you」を使えばいいと思いがちです。しかし、「Thank you」や「Please」を使っても、元の文章が持つニュアンスを変えることはほとんど出来ません。
例)「Call me」を丁寧文にしたくて「Call me, please」と伝えても、元の文章が命令系なので例えPleaseをつけても相手に対してとても失礼な文章になっているんです。
特に今回の「No thank you」に関しても、元の文章が「No」という強い否定なので、さらっと言うと「いいえ結構です!」という意味に捕らえられてしまい、強い拒絶として相手に伝わってしまいます。
お断りをするのであれば「I’m OK」や「I’m alright」を使うようにし、「Thank you, but I’m OK」の様に文の最初にThank youを付け加えるようにしましょう!
また、「Thank you, but no thank you」といった言い方でも文章的には間違いでなく、より優しい表現になるので、困った時は使ってみるのも良いでしょう。