「Get this」の使い方を教えてください。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「Get」を使ったイディオムはたくさんありますが、その中でも「Get this」は会話表現としてよく使われるフレーズです。 相手に対して使うと、「Get this」は「ちょっと聞いて」「理解して」という意味を持ち、会話のはじめや、伝えたいことを強調する表現として使われます! 「OK, get this. You need to post this mail ASAP.」 (よし、聞いてくれ。君は可能な限り早くこの手紙を投函する必要がある。) 一方で、自分に対して使うと「I got this !」「私に任せて!」という表現になります。 また、「ここまで来た」「成し遂げた」という意味で「Get this far」というフレーズもよく使われます! 同じようなフレーズとして、「Get it」があります。こちらは「理解する」「了解する」という意味があり、ネイティブも多用するフレーズなので、覚えておきましょう。 […]
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前置詞の使い分けについて悩んでいます。「to」と「for」の違いをご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「to」と「for」はどちらも「~へ向かって」と翻訳できてしまうため、どんな違いがあるのかで混乱してしまう人が多いようです。 基本的に使い分けは、「結果を含んでいるかどうか」「その行動が相手を必要とするかどうか」で判断します。 「結果を含んでいるかどうか」に関しては、移動に関する例文を使うと分かりやすいです。「for」は「向かう方向」だけを意味しますが、「to」には「向かう方向」と「到達する」という意味が含まれます。 The airplane left for Japan. (飛行機は日本に向けて出発した) 「for」を使う場合、「日本へ」という方向と「飛行機が出発した」という事実まではわかりますが、実際に飛行機が日本へ到着したかどうかはわかりません。 The airplane went to Japan. (飛行機は日本へ行った) 一方で「to」を使う場合は、「飛行機が日本へ到着した」という事実が含まれていることが分かると思います。 「その行動が相手を必要とするかどうか」はそのままの意味です。 I bought a book for […]
年度末に発売されるNintendo Switch用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の話題でSNSが盛り上がっていますが、日本と海外では主要キャラクターの名前が大きく異なっているのを知っていますか?? 今後、海外の方たちと一緒に遊ぶ機会も増えると思うので、覚えておくとウケがいいですよ! ■ マリオブラザーズ・シリーズ マリオとルイージの名前はそのままですが、そのほかのキャラクターはほとんど名前が英名になっています! ピーチ姫 … Princess Peach(プリンセス・ピーチ) 昔は「Princess Toadstool」と呼ばれていました クッパ … Bowser(バウザー) 「Bowser」はアメリカで「番犬」を意味する俗語。そこからとったのではないかと言われています。また、最近流行った「クッパ姫」も、海外では「Princess Bowser」と呼ばれていました。 ノコノコ …Koopa Troopa (クッパ・トルゥーパ) 「Koopa」はマリオ世界におけるカメ一族の総称だそうです。そこに「兵隊」を意味する「Trooper」をくっつけ、韻を踏むために語尾を「Troopa」に変えたんですね! クリボー … Goomba(グンバ) 「Goomba」は「イギリス系の与太郎」を指す呼び方らしく、そこから転じて「のろま」「役立たず」というニュアンスを含みます。ちょっとひどいですねw […]
「I have a finger injury. (指を痛める)」という英文を見たのですが、「finger」と「injury」の間に「of」は必要ないのでしょうか?「of」の使い方と、前置詞を使うタイミングについて少しご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! まず最初に、今回の例文「I have a finger injury」の解説から。 「Injure」は「怪我をする / させる」という意味の動詞ですが、「Injury」は「怪我 / 負傷」という意味の名詞です!そのため、「Finger injury」も「指を怪我した」という意味ではなく、正確には「手指傷害」という病名のことになり、例文の日本語訳も正確には「私は手指傷害を患っている」となるんです。 「指を怪我している」という意味で使うなら「I have a injured finger」の方がニュアンス的にはあっていると思います。 それでは本題に移りますが、「Finger」と「Injury」の間に「of」が入らないのはなぜでしょうか。 第1の理由は、「Finger injury」がそれだけで「手指傷害」というひとつの名詞だから。 第2の理由は「of」の使われ方にあります。「of」の主な用法は、「部分 […]
「雨上がりの朝は気持ちいい」ってどう訳すのがスマートですか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 英訳したい日本語があるときは、まず、パーツごとに分けて翻訳してみましょう。今回は「雨が上がる」「そのあとの朝」「気持ちいい」という3つのパーツに分けて考えます。 まず「雨上がり」は「After the rain」です。「After a rain」とも表現されますが、「the」を使う方がより「特定の」「特別な」というニュアンスになるため、今回は「the」を使っていきます。 次に「そのあとの朝」は「morning after ~」。最後の「気持ちいい」は「feel good」です。 この3つをくっつけると「The morning after the rain feels good.」となります。この時、どのパーツがどこに行くのか気を付けて組み立ててみたください! 日本ワーキング・ホリデー協会 KOTARO
「Fact」は「事実」、あるいは「現実」「真相」などとも訳される名詞です。 日常会話だけでなく、ビジネスシーンや映画・新聞などにも頻繁に登場する単語なので、基本的な意味だけでなく関連するフレーズも抑えておくようにしましょう! ■ 「In fact」 「実は」「実際には」という意味のフレーズ。文章の後に「In fact」を使って別の文章を追加することで、「~って実は~」という繋ぎで前半の文章に情報を追加する/強調するような使われ方をします。 例)They’re very close. In fact, they plan to marry. (彼らはとても親密だ。実は結婚するつもりでいる。) また、追加する情報によっては「それどころか」「ところが実は」といった、前半の文章を修正する意味を持たせることもできます。 例)My brother plays s soccer. In fact, he is a professional player. […]
「とっても楽しい家族旅行だった。またあのホテルに行きたい」は英語で、「It was exciting about a family trip. I want to go to the hotel.」でしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! まず最初に、何か前置きや文脈がある場合を除き、こういった文章は「That」を使って始める方が好ましいです。 【関連記事】「It」と「That」の使い分け また、「Excite」は「(興奮するレベルで)楽しかった」というニュアンスです。シチュエーションによっては若干意味が異なると思うので、様々なキーワードを使い分けるようにしましょう。 よかった ⇒ 「Good」「Great」 楽しい ⇒ 「Fun」 (すごく)楽しい ⇒ 「Awsome」 (素晴らしく)楽しい ⇒ […]
三単現についてお聞きしたいのですが、「does」と「動詞+s」の使い方の違いは何でしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! ■ 三単現ってなんぞ? 三単現とは、「三人称単数現在のとき、動詞にsがつく」というルールのこと。例えば、「He plays tennis.」という例文の下線部分が三単現ということになります。 ■ 三単現のルール① 上記の説明でもあるのですが、「三人称単数現在」という部分が若干分かりにくいように感じます。 簡単に解説すると… 1)三人称 ⇒ 主語が 「I」でも「You」でもないもの 2)単数 ⇒ 主語が「1人」や「1つ」 3)現在 ⇒ 文章が現在形 この条件を満たした状態が三単現! 例えば、「He (彼)」は「I」でも「You」でもない三人称なので三単現の「s」がつきますが、「They (彼ら)」は単数ではなく三人称複数なので、三単現の「s」はつきません。 「He plays […]
一つ質問させていただきたいのですが、「私はこの本を読み終えた」は英語で、「I am through with read the book.」で通じますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「本を読んだ」という意味で「read through the book」というフレーズがあります。おそらく今回の質問で例に挙げて頂いた英文は、このフレーズをもとに作成されたのではないでしょうか。 現状のままでは、若干意味が伝わりにくいと思います。「本を読み終えた」を英訳するのであれば、下記のような表現を使ってみてください。 「I read the book through.」 「I finished reading the book.」 「I read through the book」 3つとも意味は「私はこの本を読んだ」ですが、「through」を使うと「ただ読む」という意味ではなく「通読した(最初から最後まで目を通した)」というニュアンスを持ちます。 […]
「Update」と「Up-to-date」 見た感じ似ているので同じような意味を持つ単語だと勘違いされがちですが、実はしっかりとそれぞれ異なる意味を持ちます。 まず「Update」はそれだけで「最新のものにする」という意味を持ち、「古いものを更新する」的なニュアンスを内蔵しているため、「Update」を使うときは更新されるべき古いバージョンが存在していなくてはなりません。結果、「This book is updated」という文章であれば自動的に「この本は(古いバージョンから)最新の状態に更新されています」といった日本語訳になるわけです。 一方で「Up-to-date」も「最新の」という意味を持ちますが、こちらは必ずしも古いバージョンが存在している必要がありません。例えばその本が初版であったとしても最新の情報を含んでいるのであれば、「Up-to-date」を使って説明することができます。なので、「This book is up-to-date」という文章は単純に「この本は最新だ」という日本語訳になります。 このように、同じようなスペルで同じような意味を持つのに、ニュアンスは決定的に異なる英単語はほかにもたくさん存在しています。 細かい違いですが、間違わないようにしっかり覚えていきましょう! 日本ワーキング・ホリデー協会 KOTARO