「No thank you.」は使わない方がいいんですか?断るときに「No, thank you.」を使うと、きつい言い方になると聞きました。本当ですか? 「I’m good」や「I’m OK」という言い方もあると聞きますが、この方が軟らかい表現になるんでしょうか? 言い方にもよりますが、「いいえ、結構!」と偉そう言っているニュアンスになることもあります。 日本語の様に英語を丁寧な表現にしようとすると、日本人はどうしても「Please」や「thank you」を使えばいいと思いがちです。しかし、「Thank you」や「Please」を使っても、元の文章が持つニュアンスを変えることはほとんど出来ません。 例)「Call me」を丁寧文にしたくて「Call me, please」と伝えても、元の文章が命令系なので例えPleaseをつけても相手に対してとても失礼な文章になっているんです。 ⇒英語の敬語の話はこちらから 特に今回の「No thank you」に関しても、元の文章が「No」という強い否定なので、さらっと言うと「いいえ結構です!」という意味に捕らえられてしまい、強い拒絶として相手に伝わってしまいます。 お断りをするのであれば「I’m OK」や「I’m alright」を使うようにし、「Thank you, but I’m OK」の様に文の最初にThank youを付け加えるようにしましょう! また、「Thank you, […]
Posts Tagged: 間違いやすい英語表現
覚えた英語を海外で使ってみませんか? ワーホリを使って、働きながら留学しましょう! ≫≫より詳しい情報はこちらから!≪≪ 「Thank you very much」と「Thank you so much」のニュアンスの違い。私が学生時代習ったのは、前者のみ。でも海外に出てみると、英語を話す方のほとんどが、後者を使っていました。後者の方がカッコいいのかなぁ?と思ったり…。よろしくお願いします。 「Thank you so much」の方が、ニュアンスとしてより強く感謝している意味になります。 「so」と「very」の違いは何かご存知でしょうか? 「Very」は「事実」として何かを強調する時に使われます。なので、「I love you very much」は「私はアナタが大好きです」と言う事実を伝えるだけの訳になります。 一方「So」を使うと、「事実や想像を超えて」何かを強調する意味になります。なので「I love you so much」は「私は(アナタが想像出来ないほど)アナタが大好きです」という、ちょっと深い意味のある訳になるんです。 これは「Thank you very much」と「Thank you […]
「持っていく」という意味の「take」と「bring」の違いがよく分かりません。 違いのポイントはどこに持って行くのか。 さっそく例を挙げて解説してみましょう! 「I’ll bring my bicycle with me」 この文を日本語に訳すと、「あなたの所へ自転車を持って行くよ」 bringを使うと「話している相手の場所に自転車を持って行く」というニュアンスの文章になります。 「I’ll take my bicycle with me」 この文を日本語に訳すと、「そこに自転車を持って行くよ」 takeを使うと、「話している相手とは別の所へ自転車を持って行く」というニュアンスの文章になるんです。 この微妙なニュアンスの違いを知っておかないと、思わぬ食い違いに発展してしまうかもしれません!気をつけてみてくださいね~! written by 日本ワーキングホリデー協会 KOTARO
コインランドリーの乾燥機に、こんな文章が載っていました。 「Please remove all your clothes when the light goes out.」 ……実はこの文章に、1つ大きな間違いがあります。一体何が変なのでしょうか?? この文章を書いた人的には「ライトが消えたら洗濯物を取り出してください」と伝えたいのでしょうけど、実はこの文章を訳すと「ライトが消えたらあなたの服を脱いでください」なんて意味になってしまうんです!!! 乾燥機の前でいきなり人が服を脱ぎ始めたら、びっくりですよねw 洗濯物を指す時は、「cloth」ではなく「laundry」と言わないと意味が通じません。 もし「ライトが消えたら洗濯物を取り出してください」と伝えたい時は「Please remove all your laundries when the light goes out.」と言うようにしましょう! このようなちょっと違いで、意味が大きく変わってしまう文章には気をつけるようにしましょうね! written […]
今日は英語の短縮形に関するお話し。そもそも短縮形ってなんでしょうか? 短縮形とは、「I am」を「I’m」、「It is」を「It’s」という風に短縮することを指します。 普段から何気なく使われていますが、実は「don’t」と「do not」の様に短縮すると微妙にニュアンスが変わってしまう単語もあるんです! では、具体的にどこが違うのでしょうか。答えはその言葉の持つ「強さ」です。 例えば、短縮形を使った「I don’t like this book.」であれば「この本、好きじゃないわ」と訳されます。 しかし、短縮せずに「I do not like this book.」になると、「こんな本、大嫌い!」くらいの意味合いになってしまうんです。 これ理由は、文章内のアクセントの場所が変わるから。 I don’t like this book. I do not like […]
「Is there the restaurant around here?」 「Is the restaurant around here?」 「この辺りにこのレストランはありますか?」と聞きたい時はどちらの文法が正しいでしょうか?? 正解は・・・「Is the restaurant around here?」! 実は「There is~」の後に、「the」をつけて特定の何かを説明することは文法的に間違いとされます。 「この(特定の)レストランはありますか?」と聞きたい時は「Is the restaurant around here?」となり、逆に「(どこでもいいから)レストランはありますか?」と聞きたい時は「Is there a restaurant around here?」となります。 […]
「Why don’t you come to our party?」 この文章を訳すと「ウチのパーティーに来なよ」という意味になります。あれ?疑問文のはずなのに命令系みないな訳になっていますね。 これは「Why don’t you ~ ?」の文章が修辞疑問文と呼ばれるものだからです。修辞疑問文は形こそ疑問文ですが、「相手に答えを求めない、自分の主張を強めるため」の文法です。 ……これだけではさっぱりよくわかりませんね。 例えば「Does it really matter ?」という文章の直訳は「それ本当に関係あるの?」になりますが、質問をしている時点で「それは関係ないでしょう」と遠回しに伝えているのがなんとなくニュアンスで伝わると思います。 その場合、「Does it really matter ?」を直接「それは関係ないでしょう」と訳してもよくなるのです。 相手に質問しているのに、自分の中ではすでに答えが出ている。これが修辞疑問文です。 会話の中で答えを求めていないような質問があったら、否定文として意味を取ってみてください。 […]
「Didn’t you like this movie?」 (この映画、好きじゃなかった?) この文章に肯定で答える場合は 「No, I didn’t like it」 (うん、好きじゃないなー) このように、Noを使った文章で答えなければいけません。肯定するのにNoを使うから…すごくややこしい! 前回の否定疑問文の話はこちら 否定疑問文に咄嗟に答える為には、どうしたらいいか??実は簡単な方法があるんです! その方法とは… YES/NOで答えない! 単純なことですが、とっても効果があるんです。 「Can’t you see that?」 (あれが見えないの?) この質問に答える場合も、 […]
「You don’t need sugar in your coffee, right?」 (コーヒーに砂糖は入れないんだよね?) この質問に対していらないですと答えたい時、なんて答えたらいいでしょうか?? 「はい、いらないです」と答えたいから……Yes, I don’t need sugar! ・・・ ・・ ・ ブブ―ッ!! その回答は間違いです!! 英語にはYesの後にNotをつける文章は存在しません! 上記文章にYESで答えるなら「Yes, I do like sugar in my coffee」(私はコーヒーに砂糖を入れるのが好きだよ) このように、質問に対して否定的な文章で答えることになります。 逆にNOで答えるなら「No, I don’t […]
日本人が海外でよく使う英語フレーズ。その中には多用するとあまりいい顔をされないフレーズもあります。 その中の一つで、特に有名なものが「Maybe」です! Maybeは直訳すると「たぶんね」という意味。日本人は「多分ね~」という受け答えが多いので、海外だと、本当に無意識にMaybeを使っています。 例えば、「Are you coming to the party tonight?(あなたは今晩のパーティー来るの?)」と聞かれた時、その返事として「Maybe I’ll go.」と答える日本人はすごく多いです。 こちらとしては「多分行くよ~」的なニュアンスで使っているのですが、外人的には「なんで自分のことなのにはっきり分からないのよ!」とイライラすることも多いんだとか。 それもそのはず、「Maybe」には元々「自分がコントロールできないことを推測する」といったニュアンスがあり、会話の中で使うと「自分の意思がない」と受け取られてしまうからなんです。 なので、会話の中では自分の意思をはっきりすることが大事! 「多分行くよ~」と言いたいのであれば、どれくらいの確率で行けるのかに応じていい分ける必要があります。 90%くらいの確率で行くのであれば「I’m almost sure I will go to the party」 70%くらいの確率なら「I’ll […]