以前ブログで、「I never saw a saw saw a saw」という文章を紹介したことがあります。
【関連記事】おもしろ英語フレーズ 「saw a saw saw a saw ?」
今回も同じ様に、同じ単語を繰り返す文章を紹介してみたいと思います。
今回の文章はこちら!
「James while John had had had had had had had had had had had a better effect on the teacher」
なんじゃこりゃー!って感じですね!
この状態では文章として機能していませんが、正しく引用符と句読点をつけることで、意味の通った文章になるんです。
まずは一度、自分で考えてみましょう!ヒントは「had had」の使い方です!
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正解はこちら。
「James, while John had had “had,” had had “had had.” “Had had” had had a better effect on the teacher」
(ジェームズは、ジョンが “had” を使ったのに対し、”had had” を使った。”had had” は先生にとってより好印象だった。)
「had」はこの文章では3種類の使い方がされています。
1) 動詞としてのhaveの過去形
動詞としての「have」には、「~を選ぶ / ~を使う」という意味もあります。
2) 過去完了形のhad
過去完了形とは、「主語+had+動詞」で「~だった」という意味を持つ文法です。
3) 「had」と「had had」という、解答
これは文章に出てくる先生に対して、同じく文章に出てくるジェームズとジョンが伝えた解答です。
以上を参考にして文章を色分けすると、こんな感じになります。
James, while John had had “had,” had had “had had.” “Had had” had had a better effect on the teacher
さらに文章をわかりやすく分解すると、こうなります!
James had had “had had.”
ジェームズは「had had」を選んだ。
While John had had “had.“
一方ジョンは「had」を選んだ。
“Had had” had had a better effect on the teacher
先生に対しては、「had had」の方が好印象だった。
かなりすっきり、わかりやすくなりました!
このように、一見よくわからない文章でも、句読点をしっかりつけて、文章をパーツごとに読み解いていくことで、内容が把握できるようになります。
このような言葉遊びは他にもたくさんあるので、興味が沸いたら是非探してみてください♪