海外のチャットやSNS、オンラインゲームのやり取りで、ふいに「kk」だけ返ってきたことはありませんか。最初は「え、どういう意味?」と戸惑いやすいのですが、これは英語圏のネットスラングのひとつで、基本のニュアンスは「了解」「OK」「わかったよ」に近い返事です。短くて打ちやすく、会話のテンポを落とさないので、カジュアルな場面ほど出番が多い表現として定着しています。 そもそも「kk」は、定番の返事である「OK」をさらに軽く、さらに短くしたものだと捉えると理解しやすいです。メッセージの往復が速い場面、たとえばゲーム中の作戦確認や、集合時間のやり取り、配信やコミュニティの雑談などでは、長文の返事よりも「受け取ったよ」という合図が重要になります。そこで「kk」が便利になります。スタンプの代わりに一言だけ返す感覚に近いですね。 使い方はとてもシンプルです。相手が提案や確認をしてきたときに、短く肯定する返事として置きます。たとえば「6時に集合でいい?」に対して「kk(OK)」。「少し遅れる、ごめん!」に対して「kk, no worries(了解、気にしないで)」のように、軽く受け止める返事にもなります。逆に、何かを断るときや真剣な説明をしたいときには、これだけだと情報が足りないので、別の言い回しのほうが親切です。「kk」はあくまで、短い合図としての返事に強い言葉です。 ただし、便利な反面、使う場面は選んだほうが安心です。理由はひとつで、「kk」はかなりカジュアルに見えるから。英語のスラングは距離感を縮める効果がある一方で、フォーマルな相手に使うと「軽い」「雑」と受け取られることがあります。上司や取引先、先生、初対面で丁寧さが必要な相手とのやり取りでは、素直に「OK」「Sounds good」「Got it」「Understood」などにしておくのが無難です。たとえば仕事の連絡に対して「kk」だけ返すと、相手が「読んだのか、理解したのか、承諾なのか」が曖昧に感じてしまうこともあります。 もうひとつ、混乱ポイントとして覚えておきたいのが、国や文化圏によって「kk」の見え方が変わることです。とくに韓国語圏では「ㅋㅋ」が笑いを表すネット表現として広く使われていて、日本語の「w」や「笑」に近い感覚があります。そのため、会話の文脈によっては「kk」が「了解」ではなく「(笑)」っぽく見えてしまうことがあります。英語圏の人同士のチャットなら「OK」寄りの意味で受け取られやすい一方、相手の背景やコミュニティの文化によっては、ちょっと違う温度感になる可能性がある、というイメージです。迷ったら、直前のメッセージを見て「承諾の返事が求められている流れか」「冗談やツッコミが続いている流れか」を確認すると判断しやすくなります。 とはいえ、怖がる必要はありません。「kk」は、仲の良い相手との短いやり取りで使う分にはかなり便利です。むしろ、海外のチャット文化に慣れる入口としてちょうどいい表現です。最初は次のような場面で試すのが安全です。 ・友達との約束や、軽い確認の返事・オンラインゲームでの連携(集合、役割、開始の合図など)・コミュニティの雑談で、テンポよく返したいとき 逆に、避けたほうがいいのは次のような場面です。 ・初対面で丁寧さが必要な会話・ビジネスや学校関連の連絡・相手が不安そう、怒っている、深刻な相談をしているとき 深刻な場面では、短い返事ほど誤解が生まれやすいです。「kk」だと「真剣に聞いてる?」と受け取られてしまうこともあるので、そういうときは「I understand」「I’m sorry to hear that」「Let’s talk」など、気持ちが伝わる言葉を選ぶのが安心です。 覚え方としては、「kk = OKの超省略版」として頭に置きつつ、「使うのはラフな場面だけ」とセットで覚えるのがコツです。英語は正しさだけでなく、距離感と温度感が大事な言語でもあります。短いスラングをひとつ知るだけで、海外のやり取りが少しだけ身近になって、「読める」「返せる」のハードルが下がります。もし今後、チャットで「kk」を見かけたら、まずは「了解の合図かな?」と考えて、文脈で最終判断してみてください。慣れてきたら、「got it」「sounds good」「sure」など近いニュアンスの返事も合わせて覚えると、会話の幅がぐっと広がります。
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英語で笑などはどうやっていうのですか? また、アメリカの流行語を教えて下さい。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! LINEやSNSを利用する際、「草」「w」「(笑)」等の省略系ネットスラングを何気なく使っていますよね。ネットスラングの文化は日本独自のモノではなく、当然ですが、海外にもネットスラングの文化はあって、特に若い世代を中心にメッセンジャーアプリや掲示板で使われています。 しかし、同じネットスラングの文化も、国が違えば使う言葉も変わります! そこで今回は、英語圏でよく使用されているネットスラングをいくつか紹介していきます! 1)オモシロを伝えるネットスラング 自分が笑っていることなどを伝えるスラング。少し前までは「lol」がよく使われていました。「lol」は「Laugh Out Loud」(声を出して笑う)の頭文字の組み合わせで、使い勝手の良さから日本の「www」と同じように「lolololol」といった感じに繋げて使う人もいました。 仲のいい友達同士でよく使われるのが、「lmao」です。「Laughing My Ass Off」の略で、「激しく笑い転げる」の意味。見てわかる通り「Ass」という言葉があって少し汚い言葉遣いのスラングになりますので、使う相手には注意しましょう! もうちょっと大笑いなニュアンスを伝えたい時は、「rofl」を使います。これは「Rolling On the Floor Laughing」の頭文字で、「笑い転げる」という意味になります。 また、「~で草」のように少し低いテンションでオモシロを伝える文章もSNSでよく見ますが、このニュアンスを英語にすると「hehe」「haha」など、意外とそのまんまの表現になるみたいですよ。 2)その他の面白を伝えるフレーズ 上記で紹介した頭文字で省略する系のネットスラング以外にも、SNSなどのやり取りで使えるオモシロを伝えるフレーズは沢山あります! 一番簡単なのは「Funny」です。「That’s […]
英語フレーズで「目玉焼き」を知りたいです 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 海外でも朝食によく出てくるイメージのある「目玉焼き」。 実は、調理方法や焼き加減によって呼び方が異なる、意外にややこしい料理なんです! 1)片面焼き 一番一般的で、みなさんがイメージする目玉焼き。片面だけ焼いた目玉きは英語で、「sunny-side up(サニーサイドアップ)」と呼ばれます。 日本では黄身が「目玉」に見えるので「目玉焼き」と呼んでいますが、海外では黄身を太陽に見立てて「sunny(太陽)」という単語を使うんですね。 ちなみに、「sunny-side up」で注文した時の焼き加減は基本的に「半熟」になるので、焼き加減の指定がある場合は別途指定しましょう。 2)両面焼き 片面を焼いた後ひっくり返して両面を焼くタイプの目玉焼きの場合は、料理名が変わるため呼び方も変わります。 両面を焼くけど黄身が半熟の場合は「over-easy egg」(オーバーイージーエッグ)、両面を焼いて黄身にもしっかり火を通す場合は「over-hard egg」(オーバーハードエッグ)となります! お肉の焼き加減に「rare」「medium」「well-done」がありますが、目玉焼きの時にはあまり使われません。ただ、意味が伝わらないわけでもないので、焼き加減に拘りがあるある時は使ってみるのもいいでしょう。 3)その他 焼き加減の関係なく、目玉焼き全般を指す場合は「fried egg」(フライドエッグ)になります。「fried」がついているので揚げ物っぽく感じますが、あくまで目玉焼きのことを指すフレーズなので安心してください! 注文するときの流れはこんな感じ。 […]
新年のあいさつと言えば「Happy New Year!」ですが、「Happy New Year!」と伝えるだけでは、なんだか少し味気ないですよね?実は、「Happy New Year!」以外にも新年のあいさつに使える英語フレーズはたくさんあるんです。 今回は、ビジネスシーンでも使いやすい英語の新年のあいさつフレーズを紹介します! May this year be a great one! 素敵な1年になりますように! May this be a happy and fruitful year. 今年があなたにとって素敵な実りある年になりますように May your year be filled […]
電話でレストランに持ち帰りメニューを注文して、実際受け取りに行ったとき、なんと説明するのが一般的なのでしょうか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 最近ではステイホームの関係で、Uber Eatsや出前だけでなく、近所のレストランで商品をお持ち帰りする機会が格段に増えたのではないでしょうか。 今回は、そんな注文の受け渡しをするときに使える英語フレーズをご紹介します! 1)商品の受け取り 注文を受け取るときは、「~をしに来ました」という意味の「I’m here to ~」「I came to ~」を使います。 「注文の受け取り」は「pick up」なので、「I’m here to pick up my order(注文を受け取りに来ました)」と伝えればOKでしょう。その際、もし注文番号などがあればそれもあわせて伝えます。 I’m here to pick up my order(注文を受け取りに来ました) […]
こんにちは、私はスーパーのレジで勤務しているのですが、最近外国の方が以前にも増して多くなって来ています、日本語が話せ無い方もいらっしゃり困っています、英語でお会計は○○番でお願いいたしますを教えて頂け無いでしょうか、よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 最近では支払いの時だけはセルフレジを導入しているお店も増えています。このようなレジは「セミセルフレジ」と呼ばれており、日本では普及していますが、実は海外ではあまり見られないため「セミセルフレジ」を指す英語はないのが現状です。 セルフレジは英語で「Self checkout」なのですが、これをそのまま「セミセルフレジ」に対して使ってしまうと、「セルフレジなのに店員がいる…」とちょっと混乱してしまうかもしれません。 そんな時は素直に、「Please move to payment machine number 2, and finish your payment.(2番の支払い機に移動して、支払いを完了してください)」と伝えればOKです! また、その他のレジで使える英語フレーズも併せてご紹介します。 Please stand in the line.(列にお並びください) Next in line, please.(お次の方、どうぞ) Thank you […]
英語で会話をしていると、意味は分かるけど文脈とは関係なさそうな、「ん?」と思うフレーズが出てくることはありませんか? ほとんどの場合、それらは日本語の慣用句、英語では「イディオム」というものなんです。 今回は、知っておくと便利なイディオムを紹介していきます! 1)慣用句とは?イディオムとは? 慣用句とは、二つ以上の言葉が結びつき、新しい特定の意味をもつ表現のことです。比喩表現とも言われますね。 例を挙げると、「悪いことを辞める」という意味の「足を洗う」や、「嬉しいことのたとえ」という意味の「天にも昇る」などが慣用句にあたります。 気にかけていなくても、皆さんも普段の生活でも何気なく使用しているのではないでしょうか。 Idiom(イディオム)は、「慣用句の英語版」という認識でOKすが、厳密には「慣用句、成句、熟語(個々の単語の意味からは全体の意味が類推できない語句・表現)」のすべてを内包する言葉となるので、注意しましょう。 2)代表的なイディオム 天にも昇る気分:Over the moon 「月をも飛び越す」というフレーズで喜びを表しています。また、I’m in seventh heaven.もよく使われ、こちらはユダヤ教やイスラム教におけるSeventh Heaven、7番目にして最も幸せな天国のことを指します。 足を洗う:Cut all ties 「繋がりを切る」、つまり「縁を切る」というフレーズです。Wash my hands of ~ […]
緊急事態宣言が解除されたことで、自粛していた営業を再開する企業やお店をよく見るようになりました。 営業を再開したことを伝える一言は、英語でどのように言うのでしょうか? 【関連記事】 ・「自粛する」を英語で言うと? ・新型コロナウイルスに関連した英単語&英語フレーズ集 ■ 企業の取引先へのメール Our company has been shut down from April 1st to prevent the spread of the virus. Since the government has just lifted the state […]
漫才のボケとツッコミ、それぞれ英語で何と言うんでしょうか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 笑いをお茶の間に届けるコメディアンは世界共通どの国にもいますが、お笑いの方向性は国によって全然違います。日本には漫才、コント、ピン芸、落語・・・など様々なジャンルがありますが、それらを英語にするとどうなるのでしょうか? 漫才 漫才は基本的に2人で演じるので、「Comedy duo」もしくは「Double act」と表現します。この「Duo」は「二人」「二人組」のことで、二人組の音楽グループなどに対しても使われる単語です。 漫才コンビにおける「ツッコミ役」は「Straight man」、「ボケ役」は「Silly man」などに訳されます。 ただ、海外のコメディアンは1人で漫談するスタイルが主流なので、日本の漫才における動作としての「ボケ」「ツッコミ」に該当する言葉がありません。そのため、「ボケ」「ツッコミ」を英訳することは難しいのですが、話を振ることを「Introduction」、笑いを取る特定のキーワードをのことを「Punch Line」と言います。 コント 「コント」は英語で「Sketch comedy」で、10分ぐらいの笑いを題材にした寸劇のことを指します。同じく寸劇という意味で「Comedy skit」などでもOKです。 Japanese Konto (Conte) is usually performed by two or three […]
ペットを我が家に迎えた時や、ペットに声をかける時の英語フレーズ 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! みなさんはお家でペットを飼われていますか?最近では犬・猫だけでなく、色々な動物が家族として一緒に生活していますよね。 KOTAROの家では最近、ハリネズミをお迎えしました!まだあまり懐いてくれていませんが、話しかけたりしながら距離を縮めようと頑張っていますw ペットは普段話しかけている言葉を理解するようになるので、日本語で話しかければ日本語が、英語で話しかければ英語が通じるようになります!今回は、ペットに対して話しかける時の単語やフレーズを紹介します! 定番の命令・訓練フレーズ お手…Paw おかわり…Other paw 伏せ …Down / Lie down おすわり…Sit じっとして / 動くな… Stay / Wait おいで…Come here ダメ!…No! 降りて… Get […]
