漫才のボケとツッコミ、それぞれ英語で何と言うんでしょうか? |
今回は、読者さんから届いた質問にお答えします!
笑いをお茶の間に届けるコメディアンは世界共通どの国にもいますが、お笑いの方向性は国によって全然違います。日本には漫才、コント、ピン芸、落語・・・など様々なジャンルがありますが、それらを英語にするとどうなるのでしょうか?
漫才
漫才は基本的に2人で演じるので、「Comedy duo」もしくは「Double act」と表現します。この「Duo」は「二人」「二人組」のことで、二人組の音楽グループなどに対しても使われる単語です。
漫才コンビにおける「ツッコミ役」は「Straight man」、「ボケ役」は「Silly man」などに訳されます。
ただ、海外のコメディアンは1人で漫談するスタイルが主流なので、日本の漫才における動作としての「ボケ」「ツッコミ」に該当する言葉がありません。そのため、「ボケ」「ツッコミ」を英訳することは難しいのですが、話を振ることを「Introduction」、笑いを取る特定のキーワードをのことを「Punch Line」と言います。
コント
「コント」は英語で「Sketch comedy」で、10分ぐらいの笑いを題材にした寸劇のことを指します。同じく寸劇という意味で「Comedy skit」などでもOKです。
Japanese Konto (Conte) is usually performed by two or three comedians in one situation.
日本のコントは2~3人の芸人がひとつのシチュエーションを演じるものです
落語
落語は英語で「Comic story」、「落語家」は「Comic storyteller」と言います。「Comic」には、漫画という意味だけでなく「こっけいな」や「おかしい」という意味もあるので、落語の説明にはもってこいの単語です。
しかし、日本独自の文化でもあるため「Rakugo」と伝える方が伝わるかもしれません。
まとめ
日本に来る外国人の方には是非日本のお笑いの良さを知っていただきたいですし、我々が海外へ行ったら逆にその国のお笑いに触れてみると違い話わかって楽しいかもしれないですね!
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