「Fact」は「事実」、あるいは「現実」「真相」などとも訳される名詞です。
日常会話だけでなく、ビジネスシーンや映画・新聞などにも頻繁に登場する単語なので、基本的な意味だけでなく関連するフレーズも抑えておくようにしましょう!
■ 「In fact」
「実は」「実際には」という意味のフレーズ。文章の後に「In fact」を使って別の文章を追加することで、「~って実は~」という繋ぎで前半の文章に情報を追加する/強調するような使われ方をします。
例)They’re very close. In fact, they plan to marry.
(彼らはとても親密だ。実は結婚するつもりでいる。)
また、追加する情報によっては「それどころか」「ところが実は」といった、前半の文章を修正する意味を持たせることもできます。
例)My brother plays s soccer. In fact, he is a professional player.
(兄貴はサッカーをする。それどころかプロの選手なんだ。)
■ 「As a matter of fact」
「In fact」と同じく「実際は」という意味なのですが、「As a matter of fact」の方がより正確な情報、事実を追加するニュアンスが強まっています。
例) As a matter of fact, he was ready to go.
(実を言うと、彼は行く準備ができていた)
「Actually」も「In fact」「As a matter of fact」と同じく「実は」という意味ですが、こちらは相手の意見に反論するときなどによく使われます。
■ 「Face the fact」
「Face ~(~を見て)」というフレーズを「Fact(事実)」に対して使うことで、「現実を見て」というフレーズになります。
例)Face the fact. You are not geneus.
(現実を見ろって。君は天才じゃないだろ。)
ちょっと呆れのニュアンスも含むため、使うタイミングや相手に気を付けてください!
=====
余談ですが、「Fact」はWeblioで最も検索された英単語なんだそうです。今回紹介した以外にも様々な使い方があるので、検索された背景と一緒に調べてみるのはいかがでしょうか?
日本ワーキング・ホリデー協会
KOTARO