Happy Halloween !
今回はハロウィンなので、英語の怖い話を紹介してみます。そこまで難しくない内容なので、まずは読めるかどうか試してみてください♪ ちなみに、覚えておくと便利なフレーズに下線を引いているので、注意して読んでみましょう!
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【英語 ver.】
Last night my friend rushed me out of the house to catch the opening act at a local bar’s music night. After few drinks I realized my phone wasn’t in my pocket. I checked the table we were sitting at, the bar, the bathrooms, and after no luck I used my friend’s phone to call mine.
After two rings someone answered, gave out a low raspy giggle, and hung up. They didn’t answer again. I eventually gave up and headed home.
After I got home, I realized that I left my phone on my bed in the first place.
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【日本語 ver.】
昨日は、近場のバーで開かれる音楽イベントの前座を見るため、友達に急かされて家を出ました。バーについてから何杯か飲んでいると、ポケットに携帯電話が入っていない事に気が付いたんです。私たちが座っていた場所やトイレなども調べたのですが残念ながら見つからず、友達の携帯電話から私のへ電話をしてもらいました。
すると、2回呼び出し音がしたあとに誰かが電話に出て、低くしゃがれた笑い声をあげてそのまま電話を切ったんです。その後は電話に出ませんでした。私は仕方ないので携帯電話を諦め、家に帰ることにしたんです。
そもそもベッドの上に携帯電話を忘れて出かけていた事に気が付いたのは、家に帰ってからの事でした。
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いかがだったでしょうか?ベタですけど、中々怖い話です!
この内容を問題なく理解することができれば、海外の語学学校ではPre-Intermediate(中下級)からIntermediate(中級)くらいのレベルになると思います。
それでは最後に、注目フレーズをそれぞれ解説してみましょう。
■ rushed + 人
「Rush」は「急ぐ」という意味ですが、「Rush + 人」で「人を急がせる」の意味になります。
■ local
「その土地の」という意味から転じて、「近所の」という意味でも使われます。
■ few drinks
「お酒を飲む事」自体を「drink」といいます。また、「few」が付いているので「何杯か(そこまで多くない量を)飲んでいる」になるんです。
■ no luck
「No(ない) Luck(運)」で、「運がない / 仕方ない」といった意味になります。
■ rings
「ring」は輪っかのことではなく、「リンリン」という一昔前の電話の音の事です。通常は「ring-ring」という効果音のように書かれますが、「ring-ringという音=電話の音」という認識が強まったのでの、「ring=電話の呼び出し音」という意味でも通じるようになったんです。ちなみに、最近の電話音は「prrrrr(プルルルル)」と表記されます。
■ raspy giggle
「Raspy」が「しゃがれた」、「giggle」が「笑い声」です。魔女とがよくやる、「イッヒッヒッヒ」みたいな笑い方がこれになります。
■ hung up
「hang up」は「電話を切る」という意味。「hang」には「ひっかける」の意味があり、昔の壁掛け電話の受話器を、壁にひっかけて電話を切る動作からきていると言われています。
■ headed home
「Head」はそのまま「頭」の意味。「Head(頭)」が「Home(家)」に向かうので「帰宅する」という意味です。
■ in a first place
「そもそも / 最初に / 最初から」の意味。「Why didn’t you say it in a first place ?(どうして最初にそれを言ってくれなかったの?)」のようにして使われる事が多いです。
英語の怖い話も日本のそれとは違った怖さがあるので、このハロウィンシーズンに是非調べてみてはいかがでしょうか。
written by 日本ワーキングホリデー協会
KOTARO