メールで、朝のあいさつで、別れのあいさつで… 自然と使われているのが「お疲れ様です」というフレーズです。多くの日本人が好んで使う表現のひとつですが、英語で何と言うかご存知ですか??
「お疲れ様です」の英訳が難しい要因は、使うシチュエーションによって意味が変わってしまうからではないでしょうか。そして、英語には日本語の「お疲れ様」と同じような使い方ができる便利な単語がありません。そのためその場面に合った英語を選んで使い分ける必要があります。
あいさつとしての「お疲れ様です」
出会ったとき、帰り際などに挨拶として使われる「お疲れ様です」お場合は、「こんにちわ」「さようなら」の英語フレーズを使います。
Hi, how are you? (どうも、お元気ですか?)
How’s it going?(調子はどう?)
I will see you tomorrow(じゃあまた明日)
Have a good one(それではまた)
日本語訳で「意味が違わない?」と思う方もいるかもしれませんが、実はどれも映画などで「お疲れ様です」と意訳されている文章なんです。
これらの文章は会話だけでなくビジネスメールでも使用できます。単純に「Hi」「Bye」だけでもいいのですが、相手を突き放すような印象を与えてしまうこともあるので、注意してください。
ねぎらいの「お疲れ様です」
「お疲れ様です」には、仕事のに対するねぎらいの言葉の意味もあります。
Good job(よくやったね)
Well done(よくやったね)
That was great(素晴らしい出来でしたね)
ただし、こちらの表現は「上司から部下に対するねぎらい」というニュアンスが強いので、目上の人に対して使うのは注意が必要です。
まとめ
「お疲れ様です」という意味の英語フレーズを紹介しましたが、冒頭でも書いた通り「お疲れ様です」を直訳できる英語フレーズは存在していません。
意味を返せば、シチュエーションに適しているのであればどんなフレーズでも「お疲れ様です」に意訳できるということです。どんな言葉を使うのがいいか、まずは日本語で判断して英訳してみるのもいいですよ!
日本ワーキング・ホリデー協会
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