日本の漫画は世界からの評価も高く、様々な言語に翻訳されています。
日本語で漫画を読んでいる時に何気なく目に入る様々な擬音。そんな擬音が英語版ではどのように翻訳されているか、皆さんはご存知ですか??
漫画以外にも活用できる擬音が沢山あるので、今回はそんな擬音を一気に紹介してきます!
※ちなみに、「擬音」は英語で「Onomatopoeic word(オノマトペック ワード)」となります。フランス語が元となっている言葉で、さらにその前には古代ギリシャ語で「言葉を作る」という意味の「オノマトポイーア」だったとも言われています!
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■ 動物の鳴き声
Baa(バェァー) … メー(羊の声)
Meow(ミャゥ) … ニャア(猫の声)
Oink(オィンク) … ブーブー(豚の声)
Quack(クァック) … ガーガー(アヒルの声)
Woof(ゥフッ) …ワンワン (犬の声)
Grrrr(ガルルル) … グルルル(動物のうめき声)
■ 環境音
Beep(ビーップ) … ブー(ブザー音)
Boom / Kaboom(ブーム / カブーム) … ドーン / ドカーン(爆発音)
Buzzzz(バズズズズ) … ブーン(蜂などの羽音)
Cha-ching(チャチーン) … チーン(レジが開く音)
Choo-choo(チューチュー) … シュッシュ(機関車の動く音)
Click(クリック) … カチッ(マウスなどのクリック音)
Fluff(フラッフ) … ふわふわ(柔らかいもの)
Poof(プフッ)…フッ / パッ(物が急に消える音)
Shiny(シャイニー) … キラキラ(宝石などが光る音)
Smack / Slap(スマック / スラップ) … バチン!(ビンタの音)
Snap(スナップ) … ポキッ(物が折れる音)
Splat(スプラット) … ピシャ(水の音)
Squash(スクァッシュ)… ペチャッ(押しつぶす音)
Thump(サンプ) … ゴンッ(物がぶつかる音)
Tick tack(ティックタック) … チクタク(時計の針の音)
Zap(ザップ) … バシィッ(強く物が当たる音 / 発射音)
■ 気持ち/行動の擬音
Ba-dump(ダダンプ) … ドキドキ(心音 / DOKI DOKIと訳されることも)
Crunch(クランチ) … ボリボリ(食べ物をかみ砕く時の音)
Eek(イーック) … ワーッ(驚いたときの音)
Phew(ピュウ) … ふぅー(一息つく音)
Nom nom(ナムナム) … むしゃむしゃ(咀嚼音)
Snuffle(スナッフ) … フンフン(鼻でにおいをかぐ音)
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(2019.06.21追記)
英語の擬音に関して、このような質問を頂きました。
「英語のオノマトペ的表現のKABOONについてですが、例えば表記するときに『KA』と『BOOM』で2行に分けても意味は伝わるものですか?また、そういったルールなどはあるのでしょうか?」
擬音に関しては細かいルールが定められているわけではありません。例えば、爆発音を「ドカン」ではなく「ドッカーン」と表現したい時は「KA – BOOM」と書いて「カッブーム」と読んでもOKですし、もっと爆発の規模を大きく表現したいときは「KAAA – BOOOOOM」と伸ばすこともできます。
擬音はあくまで音・感情・情景を文字で表現するものなので、既存の型にとらわれる必要はありません!
日本ワーキング・ホリデー協会
KOTARO