自分では正しいと思って使っている英語も、実は使い方が間違っていたり、実際にはほとんど使われない言葉だったりすることがありますよね。
そこで今回は、意外と知らないひとも多い間違いやすい英語フレーズをご紹介します!
■ What’s your hobby? (趣味はなに?)
「Hobby」には「趣味」という意味があるので間違っていないようにみえますが、「(専門的な / かなり真剣な)趣味」というニュアンスが含まれています。なので、「軽く楽しむ趣味」を聞きたいのであればあまり適しているフレーズとは言えません。
軽い趣味を聞きたい時は、「What do you like to do?」を使うといいでしょう。
■ We need to talk(話がある)
こちらも文法は間違っていないものの、言葉のニュアンス的に「話し合う必要がある」というかなりシリアスな話題を振っている感じになってしまします。
もちろんシリアスな話をする必要があるなら問題ありませんが、ちょっと声をかけるくらいないら「Do you have a second?」(ちょっと時間ある?)くらいにとどめておきましょう。
■ Me too(私もです)
同意するときに「Me too」(私も)を使いますが、基本的には肯定の時にしか使えないので注意してください。
例えば、「I can’t go to the party tonight」(今夜のパーティーに行けない)に対して「私もです」と答えたい時は、回答が「私も行けない」という否定になるので「Me too」は使えません。否定の時は、「Me neither」(私も~ない)を使います。
■ 「By」と「Until」(~まで)
どちらも「~まで」という表現ですが、「By」は期限を表すのに対して、「Until」は動作や状態がその時までずっと継続するという意味を持ちます。
「I need to finish my work by tomorrow」(明日までに仕事を終わらせないといけない)はOKですが、ここに「Until」は使用できません。
■ 「YES」と「NO」の答え方
日本人だからこそよく間違えてしまう表現がこれ。基本的に文書が肯定なら「YES」を、否定なら「NO」を使わなくてはなりません。
例えば、「Are you busy?」(忙しい?)に対して、「Yes」(はい、忙しいです) / 「NO」(いいえ、忙しくないです)と答えるのは簡単です。
しかし、質問が「Aren’t you busy?」(忙しくないの?)になると回答がややこしくなり、「YES」(いいえ、忙しいです) / 「NO」(はい、忙しくないです)という答えになるんです!
「YES」と「NO」は単純な「はい」「いいえ」ではなく、「肯定」か「否定」であることを忘れないようにしましょう!
■ まとめ
いかがだったでしょうか。単純に文法を間違えて使っている言葉もあれば、文法は正しくても違うニュアンスで相手に伝わっていることもあります。他にも間違って使いがちなフレーズが沢山あるので、自分でも調べてみましょう!
日本ワーキング・ホリデー協会
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