こんにちは!日常会話でよく聞く「such」の使い方がよくわかりません。 教えてほしいです。 | |
「Such」には色々な使い方があります! |
「Such (サッチ)」には色々な意味や使い方があるので、ひとつの使い方を知っているだけでは混乱してしまうと思います。
今回は様々な「Such」の使い方を、1つ1つ例を挙げて紹介していきます!
代名詞としての「Such(サッチ)」
代名詞は、日本語で言うところの「こそあど言葉」にあたります。そのため、代名詞として「Such」を使う時は「こんな、そんな、あんな、どんな」という意味なります。
この使い方をする場合は、基本的に「Such + 名詞」のかたちになります。
「I’ve never heard of such a thing.」
(私、そんなこと聞いたことがないわ)
「Why did you say such a thing?」
(どうしてあんなこと言ったの?)
「He is a worker, and he should be treated as such.」
(彼は労働者なので、そんな風に(労働者として)扱われるべきだ)
強調する時の「Such a (サッチァ)」
「such + 形容詞 + 名詞」の形になると、「Very」や「So」と同じく何かを強調する表現になります。
ただ「Such (サッチ)」の場合は直接単語を強調するわけではないので、前後に名詞や形容詞がないと使うことが出来ません。
「It’s such a wonderful day.」
(今日はとても素晴らしい日だ!)
「You are such a fool.」
(君はとても馬鹿だな)
「This office is such a mess」
(このオフィス、すごく汚いな)
「such+名詞+as+名詞」
「such A as B」で「BのようなA」という意味です。ここでは「such」の説明を「as」以下が受けてくれます。下記にでてくる「such as」とは意味が違うので気を付けてください。
「I can’t buy such expensive PC as yours」
(あなたが持っているような高価なパソコンは買えない)
その他「Such(サッチ)」のイディオム
■ Such as ~ (~のような、~とか)
なにか例を挙げるときに使えるフレーズ。「For example」とほぼ同じ意味ですが、こちらは「Such as?(例えば?)」といった感じで直接の質問として使うこともできます。
「I like to play sports, such as baseball.」
(スポーツをするのが好きなんだ、野球とかね)
■ Such ~ that (とても~なので)
同じ意味で「so ~ that」を使うこともできます。ただ、「so」は形容詞にしかつけられないので、タイミングで使い分けましょう。
「She is such a nice girl that I can’t doubt her.」
(彼女はすごくいい子だから、彼女のことを疑えないんだ)
■ Such and such (かくかく、しかじか)
長い話を省略したとき、具体的な話の内容の代わりに使われる表現です。文末につければ「etc.」(エトセトラ)と同じような使い方をすることもできます。
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「Such」の意味は使うタイミング次第で変わります。
覚えておくと会話表現の幅が広がるので、どんどん使っていきましょう!