頭の中でしっかり英文章を組み立てて話しているのに、全然相手に伝わらない!そんな経験ありませんか?この問題を解決してくれるのが、「3語の英語」です。
分かりやすく言うと、「文章をなるべく短く3語以内にまとめよう」という考え方。「難しい表現から逃げている」という印象を持たれるかもしれませんが、逆に表現の幅は広がるんです。
■ 難しい英語とおさらば!「3語の英語」の作り方
日本人は中高でたくさんの英語文法を習っているので、文章を組み立てる際にそれらを「使おう」としがちです。結果として「結論がわかりにくい」「複雑な文章を使うのでミスをするリスクが高い」といった問題を抱えてしまいます。
例えば、「昨日見た映画は演出が良くてすごく感動しました」の英訳は「Film direction of the movie I watched yesterday was really good, and I was touched.」となるわけですが、「Yesterday I watched movie.」「Film direction of the movie was really good.」「I was touched.」でもほぼ意味は同じなので問題はないわけです。
このように、なるべく文章を短く「主語+動詞+目的語」の形にすることが「3語の英語」の基本で、非常に簡単ながら正確&明確に言いたいことが伝わるので実はかなり実用的なんです。
■ ヒントは「日本語の表現を忘れること」
「3語の英語」を効果的に活用するときに重要なのが、「日本語の表現を一度忘れること」です。多少おかしな日本語になっても、まずは文章を「主語+動詞+目的語」の形に組み立てなおしましょう。
例えば先ほどの「昨日見た映画は演出が良くてすごく感動しました」という文章も、「私は昨日映画を見ました」「その映画の演出が良かった」「私は感動しました」と文章を組み替えるだけで、簡単に訳せるようになります。
また、英語では日本語と違って主語が省略されないので、しっかり「主語」を考えることも大事です。
■ 覚えておくと便利な動詞
have … 「持っている」「有している」
use … 「使う」「活用する」「採用する」
need … 「必要」「求める」「欠かせない」
find … 「探す」「見つける」「~を知る」
show … 「見せる」「示す」
like … 「好き」「気に入る」
enjoy … 「楽しむ」「面白い」
include … 「含む」「含まれる」「備える」
interest … 「興味がある」
take … 「取る」「持って行く」「連れていく」
日本ワーキング・ホリデー協会
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