前置詞としてみる機会・使う機会が圧倒的に多い「in」「on」「at」の3つ。似たような場面で出てくるので、よくどれを使ったらいいか混乱しますよね。 今回は、「in」「on」「at」の前置詞がよく使われる「時間」と「場所」のシチュエーションに絞って、それぞれの意味と使い方を解説していきます! 1)時間の表現 まず、時間を表現するときに使われる「in」「on」「at」は、時間としての幅の長さや、時間の流れを意識できるかどうかで使い分けるイメージです。 大まかなイメージですが、「in > on > at」の並びで時間の幅や意識の置き方が変わります。ひとつずつ見ていきましょう! まずは「in」。 「in this summer」「in 2022」「in the morning」「in a day」のように、幅のある期間に対して使われます。 次は「on」。 「on Monday」「on the weekend」のように、1~2日くらいの、特定の期間に対して使います。 最後は「at」。 「at」は点のイメージで、より細かな、ある一点の時間に対して使われます。「at 9:00 am」などが分かりやすいですね。 […]
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みなさんは英英辞書を使ったことはありますか?辞書自体使う機会が少なくなっている中、英英辞典に触れたことがある人も多くはないのではないでしょうか。 英英辞典とは読んで字のごとく、英語で書かれた英語辞典のことを指します。つまり、英単語やイディオムの解説が英語で書かれているわけですね。 「知らない英単語を調べたいのに、これじゃ分からないじゃないか!」と思う方もいるかもしれませんが、実は英英辞典は英語学習にっもってこいな教材なのです! 今日は、なぜ英英辞典がおススメなのか。その理由について解説していきます。 1)単語の理解が正確になる 通常の英和辞典は、あくまで単語やイディオムの意味を紹介するだけです。そのため、同じような意味・ニュアンスを持つ単語でもなるべく簡潔に和訳し、細かい部分まで解説してくれません。 例えば「Push」と「Press」。どちらも英和辞典では「押す」という意味で訳されていますが、どのように使い分ければいいのかを英和辞典では教えてくれません。 一方で両単語を英英辞典で調べると… Push:to move someone or something by pressing them with your hands or body (誰かや何かを、手や体を使って動かすこと) Press:to push something firmly (なにかを強く押すこと) […]
動詞について詳しく教えてください 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「動詞」は数ある英語の中でも特に重要度の高い品詞です!しかし、英語の勉強でも初期で学ぶことが多いため、細かい部分を忘れてしまう方も多いのではないでしょうか。 改めて「動詞」とはどのようなものか、どのような使い方をするのか確認していきましょう! 1)動詞とは 「動詞」とは、「物事の動作や状態を表す品詞」のことで、英語では「verb」と言います。動詞としては「歩く(walk)」「話す(speak)」「食べる(eat)」「動く(move)」などが分かりやすい例です。 動詞の使い方は日本語でも英語でも基本的には同じですが、ひとつだけ、決定的な違いがあります。それは、「英語の動詞は省略することができない」ということ!これは覚えておいてください。 例) 日本語では何かを投げて渡してほしい時でも「それちょうだい」という言い方ができますが、実際には「投げて」という動詞を省略しているわけです。しかし、英語では投げて渡してほしい時は必ず「Pass me that」といった具合に、動きを表す動詞がつきます。 2)動詞の種類 動詞には「be動詞」と「一般動詞」の2種類があります。 「be動詞」は「am」「are」などで、日本語に訳すときは文末の「~です」「~いる」などになります。「be動詞」の方が動詞としては特殊な部類に入り、使い分けを含めても6種類しかありません! 一方「一般動詞」は「歩く(walk)」「好き(like)」など、動作や状態を表す単語のことで、こちらにはたくさんの単語が含まれます。 3)動詞の活用形 動詞には4つの活用形があります。 1)原型 その単語の基本の形です。「助動詞」や「命令形」として使われることもあります。 2)過去形 […]
当サイト「KOTANGLISH」には、皆さまからの英語の質問にお答えする「質問箱」を設置しています。 皆さまから特に多くご質問いただくのが、英語の文法に関する質問です。 そこで今回は、過去に回答させていただいた質問の中から文法について解説した記事をピックアップしてご紹介いたします! 1)「受動態」関する質問 質問: 「受動態ってどんな場面で使う文法なんでしょうか?」 回答: 「受動態」とは「他から自分が作用を及ぼされること」のことで、その逆の「自分が何かに働きかけること」は「能動態」と呼ばれます。 能動態の場合は「主語+動詞」のかたちなので、そこまで難しくありません。(例:I ate an apple.(私はリンゴを食べた)) 一方で受動態は、「主語+be動詞+過去分詞+by (誰が)」が基本形です。(例:An apple was eaten by me.(リンゴは私に食べられた)) >>解説の続きはこちらから 2)「前置詞」の使い分けについて 質問: 「前置詞の使い分けについて悩んでいます。「to」と「for」の違いをご説明いただけますでしょうか?」 回答: […]
今の英語力では、自分に質問してくださる方の言葉を聞き取ることも、また話したいことを自分の言葉で伝えることも難しいので、少しでも英会話するのに必要なご挨拶や、自己紹介する言葉を覚えて、準備したいです。そしてそれがこれから勉強していく英会話の学びのための突破口になることを期待しています。 単語力や表現方法に自信がないので、今まで学ばせていただいた英語で、自分自身が使っていきたい表現や、フレーズなどをお知らせしたり、それを使って会話したときのことなどお話ししてみようかとも考えています。 今の私に知っておくといいよ という英語フレーズなど何かアドバイスいただけませんか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 英語の問題を解いたりするのとは違い、英会話ではリアルタイムのリアクションを求められるので、英語が苦手な方はとにかく焦ってしまって「何を言っているのかわからない」「言いたいことが言えない」という状況に陥りがちです。そこからさらに焦って…という負のループにもつながります。 大事なのは、「頭の中で文章を作りすぎない事」です。日本人は「正しい文法」に固執しがちで、間違った文法や単語を使ってしまうことに強い拒絶があります。しかし、頭で話す文章を考えすぎてしまうと会話のテンポが悪くなりますし、無暗に習った文法を使おうとするため逆に間違いも起こりがちです。 まずは「3語の英語」あたりを意識しながら会話をしてみてはいかがでしょうか。 【関連記事】難しい英語とおさらば!英語は「3語」だけでOK!? 【関連記事】会話で使える短い英語をマスターしよう また、同じ言い回しばかりを繰り返し使うと会話の幅が狭まるので、色々な言い回しを使えるように練習もしてみてください。 【関連記事】英会話のコツ。ひとつの単語に固執しない 【関連記事】超簡単!「英語でなんでも解説勉強法」 この2点を意識したうえで英語フレーズや英単語を覚えるよにすれば、英会話のスキルは飛躍的に向上すると思います! 【関連記事】初対面の人と話すときに使える英語フレーズ 【関連記事】日常会話でよく使う英語表現 【関連記事】会話のキャッチボールをするための英語フレーズ 最後に、重要なのはミスを恐れず声に出して話すことです! もし英語教室などに通っているのであれば、先生は生徒がミスをすること前提で、そのフォローや訂正をしてくれるポジションなわけです。つまり、英会話教室などではミスを恐れずガンガン発言して先生に都度指摘してもらう方が、頭の中で正解かもわからないフレーズを考えるよりはるかに効率的なわけです! […]
日本から海外へ行く予定がない人手も、自分の英語レベルが今どれくらいなのか、気になりますよね。 実際に海外語学学校でも使用されているレベル表をご紹介しますので、自分の英語レベルがどれくらいなのかチェックしてみましょう! 1.Introductory(超初級レベル) ■ TOEICスコア:200点 ■ 英検レベル:5~4級 【小~中学生のレベル】 このレベルには「ABCが正確に言えない」「初歩的な文法を正しく使えない」などの人達が当てはまります。日本人は小中学校から英語文法を学び始める為、このレベルに当てはまる人はそんなに多くありません。 2.Elementary(初級レベル) ■ TOEICスコア:200~450点 ■ 英検レベル:3級 【高校生のレベル】 相手が何を伝えたいかをなんとなーく理解することが出来るけど、自分の言いたいことは伝えることが出来ない人はここです。日本人の言う「英語が全く出来ません」は、このレベルになります。 英語を何となく理解できているので「英語なんて余裕じゃん!」と誤解しがちですが、多くの場合は「シチュエーション」と「聞きとった単語」で会話の雰囲気を理解しているだけであって、英語が出来来ているわけでないということに気づくことが大切です! 3.Pre-Intermediate(中級下レベル) ■ TOEIC:450~650点 ■ 英検レベル:準2級 […]
頭の中でしっかり英文章を組み立てて話しているのに、全然相手に伝わらない!そんな経験ありませんか?この問題を解決してくれるのが、「3語の英語」です。 分かりやすく言うと、「文章をなるべく短く3語以内にまとめよう」という考え方。「難しい表現から逃げている」という印象を持たれるかもしれませんが、逆に表現の幅は広がるんです。 ■ 難しい英語とおさらば!「3語の英語」の作り方 日本人は中高でたくさんの英語文法を習っているので、文章を組み立てる際にそれらを「使おう」としがちです。結果として「結論がわかりにくい」「複雑な文章を使うのでミスをするリスクが高い」といった問題を抱えてしまいます。 例えば、「昨日見た映画は演出が良くてすごく感動しました」の英訳は「Film direction of the movie I watched yesterday was really good, and I was touched.」となるわけですが、「Yesterday I watched movie.」「Film direction of the movie was really good.」「I […]
自然の会話の中だと、文章をすべて言い切らずに単語や要点だけを伝えても意味が通じることがあります。 これは英会話でも同じで、シチュエーションによっては単語の数が少ない方が相手に伝わりやすいこともあります。 今回は、そんな短い英語を紹介していきます! ■ 基本的な考え方 短い英語の基本的な考え方は、「伝えたいことだけを伝える」です。 例えば、自分の年齢を聞かれたときは「I’m twenty-three years old」と答えるのではなく、「Twenty-three」とだけ答えます。主語や動詞などを抜いても、会話の流れで自然に通じるからです! 文章が短くなればそれだけ言い間違いや聞き間違いのリスクが減るため、英語に慣れていなくてもスムーズに会話することができます。 ■ フレーズ一覧 Here you are. (はい、どうぞ) ⇒ Here Do you have seats for two people? […]
普段の生活で何気なく使っている横文字の中には、実はたくさんの和製英語が含まれていることを知っていますか?多く和製英語は本来とは違う意味で使われていたり、文法が間違っていたりするので、特にビジネスシーンなどフォーマルな場では使わないように気を付けることが大切です。 そこで今回は、日本のビジネスシーンで広く使われている和製英語と、正しく英訳した際にどのようになるのかを紹介していきます! ■ よく使われている和製英語 ・スキルアップ ⇒ improve ~ skills ・キャリアアップ ⇒ focus on my career. ・バージョンアップ ⇒ upgrade / update 「○○アップ」系の単語は和製英語であることが多いので注意!特にスキルアップに関しては、なんのスキルを改善するのかも伝える必要があります。 ・ノートパソコン ⇒ lap top computer 「lap top」は「膝の上」のことです。ちなにみ、マック社製パソコンのことは「Mac PC」、据え置き型パソコンのことは「Desktop PC」と言います。 […]
日本にいながらネイティブに近い英語を身につけたい! 「ながら」で続けられる英語の勉強をしたい! そんな方にお勧めなのが、洋画を使った英語の勉強です。 「洋画は結構見ているけど、英語は上達してないから、効果ない」なんて考える方ももちろんいらっしゃるかと思いますが、それは「勉強ツール」として洋画を見ていないからです。上手に使えば日常的に頻出する単語やイディオムを覚えられるのはもちろん、英語耳の基盤も作ることができます。 洋画を英語学習ツールに使うメリットと効果的な使い方と、おすすめの映画5選を紹介いたします! ■ 英語の映画を使って勉強する3つのメリット ・ネイティブが日常的に使うフレーズを覚えられる 英語参考書やニュースに登場する単語やフレーズはどうしてもかっちりとした表現になりがちですが、洋画の日常的なシーンでネイティブの自然な会話を聞いて覚えることができます。 ・文脈からフレーズが覚えられる 知らない言葉やフレーズでも、前後の文章から意味を察することができます。これを繰り返すことで、ただその言葉やフレーズを暗記するよりも頭に定着しやすくなります。 ・リスニングの強化になる 英語を聞くことで耳が慣れるのはもちろんですが、様々な国のアクセントも聞き分けられるようになるのがポイントです。 ■ 洋画を使った勉強方法 「1度見たことがある映画」を「英語字幕」で「何度も見る」が基本です。見たことがある映画を選ぶことで、ストーリーがわかるため話されている英語と話している内容が繋がりやすくなります。 また、英語字幕を付けることで聞き取れなかったとしても何と言っていたのか理解できるほか、分からない単語をすぐに調べることができるようにもなります。 ■ おススメの映画5選 1.ファインディング・ニモ(amazonで購入する) ディズニーの映画は子供向けに作られているため、総じて英語が聞き取りやすく教材に向いています。ストーリーも分かりやすく難解な設定・単語も出てこないため、初心者におススメです。 2.ハイスクール・ミュージカル(amazonで購入する) […]