日本人は英語が苦手といわれていますが、これは100%事実ではありません。
多くの日本人は中学、高校で英語を学んでおり、基本的な英文法を理解し、そこそこの単語量を持っています。
では、どうして英語を使って会話ができないのか。それは、日本人が正しい文法と単語を使わないと英語を口に出してはいけないと考えがちだからです!
例えば、「私は映画を見ている」ことを英語で誰かに伝えてみましょう。
おそらく、多くの人は「I am watching movie」と英訳するはずです。
では、もし「watch」という単語をド忘れしてしまったら、「私は映画を見ている」をどのように伝えますか?
こんな風に質問を変えると、多くの人は「わからない」と答えてしまいます。筆記テストならそれでいいのですが、会話の最中この状態になってしまうと、必死に「watch」という単語を思い出そうとして完全に会話を止めて、笑ってごまかそうとしてしまいます。これはよくないです。
もし「watch」という単語が思い出せなくても、「I am seeing a movie」のように別の単語を使うこともできます。
もしくは、「映画を見ている」ことが伝わればいいので、「I am enjoying movie (映画を楽しんでいるよ)」でもいいわけです!
英会話においては、無理に一つの単語・文法に固執せず、別に文章の意味が変わってもいいので色々な言い回しを使えるようになることが大切です。
これができるようになるために、まずは英語で色々な物や事を説明してみましょう!その時になるべく「同じ表現を避ける」「言い回しを変える」ことに気をつけるといいですよ。
written by 日本ワーキングホリデー協会
KOTARO