同音異義語(homonym)にご用心!


window-941625_960_720

 

皆さんは、同音異義語というものをご存知でしょうか。

同音異義語とは、発音が同じ・似ているけど意味が異なる語のことを指します。

 

例えば同じ「こうい」でも、「行為」「好意」「皇位」など、まったく異なった言葉になる可能性があります。

 

こういった同音異義語のことを、英語で「Homonymハーマニィム)」といいます。もちろん、英語にもたくさんの同音異語があり、中にはネイティブの人でも間違ってしまうものもあるんです。

 

今回はそんな間違えやすい同音異義語をご紹介します!

 

■ 「Tale」と「Tail」

読みはどちらも「テイル」。

Tale」は「物語」、「Tail」は「しっぽ」の意味になります。例えば、「Dog Tale」だと「犬の物語」ですが、「Dog Tail」だと「犬のしっぽ」になります。全然意味が変わってしまう上に、どちらでも意味が通るので気を付けてください。

 

 

■ 「Do」と「Due」

Do」は「ドゥ」、「Due」が「ドュゥ」と読みます。この若干の違いは、会話の中だと意外に聞き取りにくかったりします。

Do」は「~する」、「Due」は「期限」という意味です。「Due Date期限日)」などでよく使われていますね。「その日までにやらないといけない」という認識から、「Do Date」と勘違いしている人も少なくないみたいです。

 

 

■ 「Plain」と「Plane」

どちらも読みは「プレイン」。

Plain」は「平地」、「Plane」は「飛行機」です。スペルミスしやすいうえに、どちらも単語として存在しているのでスペルチェックなどに引っかからない単語です。

 

 

■ 「Heal」と「Heel」

どちらも読みは「ヒール」。

Heal」は「癒える/治る」、「Heel」は「かかと」です。「かかとが高い」から「ハイヒール」と呼ばれるのも納得ですね。

 

 

■ 「Stationary」と「Stationery」

どちらも読みは「ステイショナリー」。

Stationary」は「静止した」、「Stationery」は「文房具」です。読みが「ステイショナリー」なので、文房具の意味で「Stationary」と書いてしまいいがち。1文字しか違わないので、ネイティブの方でも間違えやすいそうです。

 

 

■ 「Write」と「Light」と「Right」

3つとも読みは「ライト」。

そもそも読みが同じなので混同しがちですが、それ以上に「Light」と「Right」には複数の意味があるのでさらなる混乱を生んでいるようです。

 

Write」は、「書く」。

Light」は、「」「明るさ」「(重さが)軽い

Right」は、「正しい」「右側

 

=====

 

いかがだったでしょうか。

今回はわかりやすく「同じ読み」として紹介していますが、厳密には発音も異なっている単語もあります。最近はスペルチェックも発達していますが、今回紹介した単語たちはミススペルではないためスペルチェックにひかっからないことが多いです。

 

間違えて覚えたりしないように注意しましょうね!

 

日本ワーキング・ホリデー協会

KOTARO