日本では普通に使っているのに、海外では相手を不快にさせてしまう表現が実は結構あるんです。
そこで今回は、文法に問題がなくても海外で使うべきではない英語の話題をご紹介します!
1.外見を褒める話題
・Your face is small 「顔小さい」
・You have a high nose 「鼻が高い」
・You are slim 「スリムですよね」
このような外見を褒める表現は、避けるべきです。大きい理由は、顔の小ささにこだわりがなかったり、逆に鼻の高さにコンプレックスをもっていたり、日本では「うらやましい」と思われる外見的特徴も、海外では全く逆のコンプレックスだったりするからです。
体のパーツを褒めたい時は、「You have a cute nose (君の鼻って可愛いね)」といった感じで、褒める部分の造形には触れずに褒めるといいでしょう。
2.相手が話した日本語を褒める
「You speak good Japanese! (日本語上手ですね!)」も相手を不快にさせるかもしれないフレーズです。
「純粋に褒めてるのになんで??」と思うかもしれません。もし相手が日本語を勉強し始めたばかりなら喜ばれるかもしれませんが、それなりに話せる人からすると「大したこと言っていないのに…」とめんどくさがられたります。
こんな時は、ただ日本語が話せることを褒めるのではなく、「When did you start studying Japanese?(いつ頃から日本語の勉強を始めたんですか?)」など話が広がる話題に切り替える方が良いでしょう。
3.「~っぽい」「~っぽくない」
「You are too laid back, typical American (あなたって大雑把だよね。アメリカ人ぽい)」「You are really punctual. Not very Australian.(時間に厳しいくてオーストラリア人っぽいくないね)」こんなことを思ったことはないでしょうか?
誰しも映画や人から聞いた知識で、「○○人はこんな感じだ!」という固定されたイメージを持ってしまいがちです。もちろんイメージ通りの人も少なくないですが、その人はあなたのイメージに合っていようと合っていなかろうとその国籍の人なので、「レッテル張り」をされるとあまり気分がいいものではありません。
少なくとも初対面では控えた方がいい話題ですね。
まとめ
ネイティブに使わない方がいい英語の話題は、今回紹介したもの以外にもたくさんあります。そして、その多くが文化の違いから起こるものです。初対面の場合はまず「自分と相手の感覚は違うかもしれない」と心構えしてから応じるようにしてみましょう!
日本ワーキング・ホリデー協会
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