意外と知らない「go」と「come」の使い分け!


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この前、友達と英語で会話をしていてパーティーに誘われた時、「I’ll go!(行くよ!)」と答えたら「そっか、また誘うね」と、誘いを断ったと思われてしまいました!なんでですか??
間違った「Go」の使い方をしていますよ!

 

日本人的には「行く」を英語にすると「Go」になると思います。しかし、会話で使う「行く」には2通りの表現方法があるんです!

 

1つは「Go」、そしてもう1つは「Come」です。「Go」を使うと「主語から離れた場所に行く」意味になり、「Come」を使うと「主語から近い場所へ行く」意味になります。

 

パーティーに誘われた会話の中だと主語は「パーティー」になるので、「Go」を使って答えるとパーティーから離れる意味合いになってしまい「(他に行く場所に)行くよ!」というニュアンスになってしまうんですね。

 

パーティーに行きたいのであれば「I’ll come!」を使うようにしましょう。もし「Go」を使うのであればきちんと主語を説明し、「I’ll go to the party」と伝えるようにしましょう!

 

読者の方から、下記の補足説明をお送り頂きました!(※追記:2015年9月14日)
この使い分けは主語(パーティー)に向かうか離れるかではなく、話している相手がいる場所に向かうか離れるかではないですか。パーティーの場合、第3者が企画しているパーティーに行くかどうか話をしているなら、自分も相手も go を使うと思います。たとえば「明日の大学主催のパーティー行く?」だったら自分も相手も「go」を使うのが普通だと思います。ただし、相手が既にそのパーティー会場にいる場合は、相手のいる場所に向かうので「come」を使うと思います。それと、相手が企画しているパーティー(たとえば「来週うちでパーティーするんだけど?」)の場合ですが、これも相手にいる場所に向かうので come を使うと思います。安全なのは、相手が「come」で質問してきたら「come」を使って答える。それなら上に書いた細かいことを気にせずにすみます。

 

written by 日本ワーキングホリデー協会

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