文末に「though(略:tho)」は、同じ様に「〜と思う」とは違いますか? |
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もしかすると、「Thought」と「Though」を混同されているのかもしれませんね。 |
もしかすると、「Thought」と「Though」を混同されているのかもしれませんね。
「Thought」は「Think」の過去形で、「~と思った」という意味になります。
一方「Though」は、スペルこそ似ていますが全く違う単語で、「でも~だけどね」意味で使われます。リスニングでは最後のTがはっきり発音されないので、聞き間違えをしやすい単語です。
「Though」は文末につけて使われることが多く、その場合は「But(でも)」と同じ意味合いで訳されますが、微妙にニュアンスが変わります。
例1)
I like soccer but I’ve never played soccer before.
(サッカーは好きだ、でも一度もプレイした事がないよ)
I’ve never played soccer before. I like soccer, though.
(一度もサッカーをプレイした事がないよ。でもサッカーは好きだけどね。)
また、「Thank you」と一緒に使う事で「Thank you, though(いずれにしても、ありがとう)」という言い回しも出来ます。この表現は、誰かに助けてもらったけど、問題解決しなかった時などに使われます。
例2)
A「I’m hungry」
B「I have some candies. Do you want some?」
A「No, it won’t help… Thanks though」
A「おなかが空いた。」
B「飴なら持っているよ。いくつかいる?」
A「いや、それくらいじゃ満たされないよ… まぁ、なんにしてもありがとう。」
Thoughを使いこなすと、ネイティブに近い言い回しができるようになるので、積極的に使ってみましょう!
written by 日本ワーキングホリデー協会
KOTARO