「not」は「~ではない」、「don’t」は「~出来ない」 と覚えていますが、そうなると「I don’t like fish.」の訳が変になってしまいます。正しい覚え方を教えてください。 |
今回は、読者さんから届いた質問にお答えします!
「do」は超基本的な単語ながら、意外とトリッキーな動きをします。なので、まずは基本のおさらいから。
「do」には下記3つのような使い方と意味があります。
1)質問する時 … 「〜しますか?」
例)Do you play tennis?(テニスをしますか?)
2)動作を表現する時 … 「〜する」
例)I’ll do the dishers.(私が皿洗いするよ)
3)強調する時 … 「本当に / 実に」
例)I do like your idea.(君の考えがほんとに好き)
ここからが本題ですが、「do」が「don’t」になった場合、言葉が持つ意味・使い方が大きく変わります。「don’t」は「~しない」という意味ではなく、「その後の言葉を否定する」になるんです!
例えば、「I don’t like fish.」という文章は、「魚が好き」という部分を否定する形になるため、「私は魚が好きをしない」ではなく、「私は魚が好きではない(嫌い)」といった訳になるわけです。
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英語を理解するポイントは、「○○の意味は●●だ」と暗記しすぎない事です。きちんと本質を理解できると、絶対に忘れない、強い地盤が出来上がりますよ!
日本ワーキング・ホリデー協会
KOTARO