海外では「YES」か「NO」を使ってしっかり意思表示することが好まれるため、はっきりしない答えは「どっちなの!」と相手の機嫌を損ねてしまうかもしれません。
しかし、どちらとも答えられない場合や、どちらとも言いたくない場面も必ずあります。そんな時にどんな言葉を使うべきか、「曖昧回答」に使える英語フレーズを紹介します。
■ 状況による時
天候や参加者など、何かしらの要因が絡むことで答えが変わる場合は「It depends(場合によるかな)」を使います。
「depends on」は相手に答えを決めてもらう時にも使えるので、「It depends on you(あなた次第よ)」も併せて覚えておきましょう。同じような意味で「It’s up to you」もありますが、微妙に意味が違うので気を付けてください。
「It’s up to you」 … (あなたが~するのを決めるのは)あたな次第
「It depends on you」 … (私が~するのを決めるのは)あなた次第よ
■ どっちかわからない時
単純に答えが分からない時は、「I don’t know(知らないです)」「I’m not sure(わからないです)」といったフレーズを使いましょう。今のところ何とも言えない時は、「Let me think about it(ちょっと考えさせて)」「I’ll let you know(後で教えるね)」といってはぐらかすのもありです。
■ 答えたくない時
もし質問に答えたくない時は、その旨をはっきり伝えてしまう方がいいです。
「I don’t want to talk about it」(それについては話したくないです)
■ 「Maybe」は使わない方がいい
「Maybe」は直訳すると「たぶんね」という意味です。日本人は「多分ね~」という受け答えが多いので、英語でも無意識に「Maybe」を使ってしまいがちです。しかし、「Maybe」には「自分がコントロールできないことを推測する」といったニュアンスがあり、会話の中で使うと「自分の意思がない」と受け取られてしまうかもしれません。
■ まとめ
「YES」か「NO」で答えられない/答えたくない質問をされたときの曖昧な表現をご紹介しました。意外と使用頻度が高いフレーズばかりなので、是非使ってみてください!