こんにちは。 「can」 は「be able to」、「want」 は「would like to」でそれぞれ言い換えられますが、わざわざ長いほうを使う時はどのような場面のときなんでしょうか? 同じ意味ですが、ニュアンス的な違いがあります。 「can」と「be able to」、「want」と「would like to」、どちらも同じ意味として使うことができるのですが、自分が本当にいたい事によって使い分ける必要があります。 まず「can」と「be able to」について。 どちらも「~できる」という意味ですが… 「can」は「~できる能力がある」のように、実行する/上手にできるかどうかは別として能力があるというニュアンスを持ちます。 対して「be able to」は「~できる能力があるし、実際にすることができる」といった感じで、実現性を強調するニュアンスがあります。 例) 「I can play soccer」 「私はサッカーができる(身体的にサッカーができる能力を有している)」 「I […]
Posts Tagged: 英語表現の違い
日本語では日常的に、色々な場面で「よろしくお願いします」を使います。挨拶として使うこともあれば、ビジネスシーンでも使います。 しかし、英語には「よろしくお願いします」として使えるフレーズはありません。正確には、場面場面でフレーズを使い分けなくてはいけないので、日本の様にどんな場面でも使える「よろしくお願いします」という決まり文句がないんです。 今回は2つのシチュエーションで使われる「よろしくお願いします」を紹介します! ■挨拶としての「よろしくお願いします」 上で書いたように、英語には「よろしくお願いします」に該当するフレーズがありません。しかし、特別難しく考えず「今後も仲よくしたい」ことを伝えれば、日本の「よろしくお願いします」と同意義の言葉になります。 「Nice to meet you」 (はじめまして、よろしくお願いします) 「It was nice to meeting you, take care」 (お会いできてうれしかったです、これからもよろしくお願いします) 「Tell him I said hello」 (彼によろしくお伝えください) […]
日本人は英語が苦手といわれていますが、これは100%事実ではありません。 多くの日本人は中学、高校で英語を学んでおり、基本的な英文法を理解し、そこそこの単語量を持っています。 では、どうして英語を使って会話ができないのか。それは、日本人が正しい文法と単語を使わないと英語を口に出してはいけないと考えがちだからです! 例えば、「私は映画を見ている」ことを英語で誰かに伝えてみましょう。 おそらく、多くの人は「I am watching movie」と英訳するはずです。 では、もし「watch」という単語をド忘れしてしまったら、「私は映画を見ている」をどのように伝えますか? こんな風に質問を変えると、多くの人は「わからない」と答えてしまいます。筆記テストならそれでいいのですが、会話の最中この状態になってしまうと、必死に「watch」という単語を思い出そうとして完全に会話を止めて、笑ってごまかそうとしてしまいます。これはよくないです。 もし「watch」という単語が思い出せなくても、「I am seeing a movie」のように別の単語を使うこともできます。 もしくは、「映画を見ている」ことが伝わればいいので、「I am enjoying movie (映画を楽しんでいるよ)」でもいいわけです! 英会話においては、無理に一つの単語・文法に固執せず、別に文章の意味が変わってもいいので色々な言い回しを使えるようになることが大切です。 これができるようになるために、まずは英語で色々な物や事を説明してみましょう!その時になるべく「同じ表現を避ける」「言い回しを変える」ことに気をつけるといいですよ。 […]
こんにちは。和食店で外国人のお客様に鮎、蓮根、牛蒡の説明をするにはどう言ったらよいでしょうか?lotus rootやburdockでは今一つピンとこないようなのですが… 味や触感を一緒に伝えてみましょう! 日本で日常的に使っている単語を英語で伝えるのは、簡単そうで難しいものです。 鮎(アユ)は「Sweet-fish」 蓮根(レンコン)は「Lotus root」 牛蒡(ゴボウ)は「Burdock」 辞典を引けば該当する単語は出てきますが、この単語を言うだけでは意味が伝わらないことも多いです。なぜなら、海外の人達は日常的に蓮根や牛蒡を食べる文化がないので、名前を言われてもそれが何なのか全くわからないし、想像できないのです! そんな時は無理に単語を英訳するのではなく、味や食感を伝えるようにしましょう。 「This is waht we call RENKON, and it is stem of a lotus. 」 (これは蓮根と呼ばれる食べ物で、ハスの茎だよ) 「It is fresh and […]
覚えた英語を海外で使ってみませんか? ワーホリを使って、働きながら留学しましょう! ≫≫より詳しい情報はこちらから!≪≪ 「Something」と「Anything」 どちらも「なにか」という意味ですが、ニュアンスには大きな違いがあります。 簡単に説明すると 「Something」はぼんやりとしたイメージがあるなにか 「Anything」は本当になんでもいいなにか こんな感じです。 では例を挙げてみましょう! 例1)Somethingの場合 A「Get me something to eat.」 (なにか食べる物を持ってきてよ) B「What do you want?」 (なにがいい?) A「uhm.. Something warm.」 (んー、何か温かい物) このように、「Something」はなにが欲しいのか具体的ではないけどイメージはもっている時に使われます。 例2)Anythingの場合 A「Get […]
この前、友達と英語で会話をしていてパーティーに誘われた時、「I’ll go!(行くよ!)」と答えたら「そっか、また誘うね」と、誘いを断ったと思われてしまいました!なんでですか?? 間違った「Go」の使い方をしていますよ! 日本人的には「行く」を英語にすると「Go」になると思います。しかし、会話で使う「行く」には2通りの表現方法があるんです! 1つは「Go」、そしてもう1つは「Come」です。「Go」を使うと「主語から離れた場所に行く」意味になり、「Come」を使うと「主語から近い場所へ行く」意味になります。 パーティーに誘われた会話の中だと主語は「パーティー」になるので、「Go」を使って答えるとパーティーから離れる意味合いになってしまい「(他に行く場所に)行くよ!」というニュアンスになってしまうんですね。 パーティーに行きたいのであれば「I’ll come!」を使うようにしましょう。もし「Go」を使うのであればきちんと主語を説明し、「I’ll go to the party」と伝えるようにしましょう! 読者の方から、下記の補足説明をお送り頂きました!(※追記:2015年9月14日) この使い分けは主語(パーティー)に向かうか離れるかではなく、話している相手がいる場所に向かうか離れるかではないですか。パーティーの場合、第3者が企画しているパーティーに行くかどうか話をしているなら、自分も相手も go を使うと思います。たとえば「明日の大学主催のパーティー行く?」だったら自分も相手も「go」を使うのが普通だと思います。ただし、相手が既にそのパーティー会場にいる場合は、相手のいる場所に向かうので「come」を使うと思います。それと、相手が企画しているパーティー(たとえば「来週うちでパーティーするんだけど?」)の場合ですが、これも相手にいる場所に向かうので come を使うと思います。安全なのは、相手が「come」で質問してきたら「come」を使って答える。それなら上に書いた細かいことを気にせずにすみます。 written by 日本ワーキングホリデー協会 KOTARO
「ちょっと確認したいのですが…」は英語で何と言う?? 下にスクロールする前に答えを考えてみましょう! ・・・・ ・・・ ・・ ・ それでは答え合わせです! 1.I want to check something この答えは…「30点」です(T^T) 「I want to ~」や「I want you to ~」といった表現は上から目線で命令的な表現になります。上司から部下への連絡であればこれでも大丈夫ですが、目上の人やビジネスシーンで使うことは控えるようにしましょう。 2.I would like to check something この答えは…「75点」です! 「I would like to ~」で「~をお願いしてもいいですか?」という依頼をする文章になります。この後に実際何を聞きたいのかを明確にしましょう! […]
「予定よりも遅れています」は英語で何と言う?? 下にスクロールする前に答えを考えてみましょう! ・・・・ ・・・ ・・ ・ それでは答え合わせです! 「We are late」 「We are going to be late」 この答えは…「30点」です!>△< この文章でもスケジュールが遅れていることは伝わりますが、相手に対して他人事のように話している印象を与えてしまいます。結果「スケジュールは遅れているけど、それに対して何かをする気はない」といったニュアンスになってしまい、相手を不快にさせてしまします。 「We are behind schedule」 この答えは…「65点」です! 文法として間違っていないし失礼にもならない表現ですが、ビジネスシーンで使うのであればもう少し丁寧な言葉を使う必要があります。 「I’m afraid we are ○○ days […]
数字の「0」を「ゼロ」と読む時と「オー」と読む時があります。どちらが正しいんでしょうか? 連続する数字かどうかで識別します! 海外では数字の「0」を「ゼロ」と「オー」の両方で読むことができます。以外にもこれはカジュアルな読み方ではなく、文法的にも問題ない表現なんです。 では、二つの読み方に違いはあるのか? 一般的に数字が連続する時は「0」を「オー」と読んでもOKです。 例えば電話番号や郵便番号。 「12-304-067」という番号を読む時は「ワントゥー スリーオーフォー オーシックスセブン」と読んでもOK!もちろん「ワントゥー スリーゼロフォー ゼロシックスセブン」でも問題はありません。 その他、世界一有名なスパイ「007」も「ダブルオーセブン」って読みますよね! 「0」を「ゼロ」と読まなくてはいけないタイミングは、数式に使われている場合や「0」単体の場合! この時は「0」を「オー」と呼んではいけないので、気をつけましょう! 【関連記事】 英語の数字の数え方 英語で算数言えるかな!?
ItとThatの使い分けを教えてください。まず、例としては「何だって?」の意味で聞くのが、 「What is it?」「What was that?」、「いいね!」の意味では、「It’s so good.」「That looks good.」他には、「It’s a hassle.」「That sucks.」などです。 どちらも「それ」という意味で会話の中で頻繁に使われますが、どのような表現のときどっちを使うのが正しいのか、使い分けがよくわかりません。 なにか決まりなどがあったら教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。 文章全体を指すか、文章内の特定のモノを指し示すのかで使い分けましょう! 「it」と「that」の細かい部分を説明すると、「itは人称代名詞」で「thatは指示代名詞」で~のように細かーい説明が必要になってしまうので、今回はざっくり違いを解説していきます! 「it」と「that」は一般的に、「文章内の具体的な何かを指すか」もしくは「文章の全体を指すか」で使い分けます。 「it」は文脈の中の具体的な何かに対して、言葉の繰り返しを避けるために使われます。 「that」はその文脈全体に対して使われます。 例で解説してみましょう! 例1) 「I have something to tell […]