普段の生活で何気なく使っている横文字の中には、実はたくさんの和製英語が含まれていることを知っていますか?多く和製英語は本来とは違う意味で使われていたり、文法が間違っていたりするので、特にビジネスシーンなどフォーマルな場では使わないように気を付けることが大切です。 そこで今回は、日本のビジネスシーンで広く使われている和製英語と、正しく英訳した際にどのようになるのかを紹介していきます! ■ よく使われている和製英語 ・スキルアップ ⇒ improve ~ skills ・キャリアアップ ⇒ focus on my career. ・バージョンアップ ⇒ upgrade / update 「○○アップ」系の単語は和製英語であることが多いので注意!特にスキルアップに関しては、なんのスキルを改善するのかも伝える必要があります。 ・ノートパソコン ⇒ lap top computer 「lap top」は「膝の上」のことです。ちなにみ、マック社製パソコンのことは「Mac PC」、据え置き型パソコンのことは「Desktop PC」と言います。 […]
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今日のニュースで使われた英語を解説!今日のワンフレーズは「ノーギャラ」。 「ギャラ」とは「Guarantee(ギャランティ)」略した言葉で、日本では「出演料」「契約料」といった意味で使われています。 しかし、本来「Guarantee」は「保障、約束、請け負う、確約する」という意味の言葉。「保証出演料」という法的な意味も持ちますが、日本の使い方は和製英語に近いものです。 出演料を英語にすると「Performance fee(パフォーマンス料金)」や「honorarium(謝礼)」が使われますが、出演料という単語を使わなくても文章が作れるため省略されることもあります。 例)I wanted to hire a comedian for my party, but they are too expensive. 「パーティにお笑い芸人を呼ぼうとしたけど、料金が高すぎた」 一方で「ノーギャラ」の場合は、「Volunteer(ボランティア)」「Without any charge(請求なしで)」「Work for free(報酬なしで働く)」がよく使われますよ! ========== テレビやSNSで話題になっているニュースに登場する単語やフレーズを紹介しています! バックナンバーはこちらから […]
「I am Japanese」の「Japanese」は形容詞だから、冠詞が付かないと言うのはわかります。では、「I am New Zealander」も形容詞で冠詞が付かない、となるのでしょうか? 「Japanese」は後ろに名詞が続く場合があるので形容詞、と言われても納得出来るのですが、「New Zealander」が形容詞で後ろに名詞が続くことってあるのかな?と思いまして… 「New Zealander」の品詞は何でしょうか?同じ人種を表す言葉で、冠詞が付いたり付かなかったりはあるのでしょうか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 冠詞と形容詞 まず最初に、英語における「冠詞」と「形容詞」について解説します。 「冠詞」とは、名詞の直前につきどのような名詞なのかを説明する語の事を指します。名詞の前につく「a」「an 」「the」のことですね。 【関連記事】冠詞をうまく使い分ける 「形容詞」とは、名詞の形や性質、状態などを表す語です。 名詞の前に置いてその名詞を説明したり、be動詞の後ろに置いて主語を説明したりします。 「I am Japanese」「I am a Japanese」どっちが正解? ここからが本題ですが、結論から言うと「どちらでも正しい」が正解になります。 […]
受動態ってどんな場面で使う文法なんでしょうか?「I would be delighted to accompany you.」という文章は受動態ですか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 能動態と受動態 まずは「受動」と「能動」について解説します。「能動態」とは「自分が何かに働きかけること」であり、「受動態」とはその逆に「他から自分が作用を及ぼされること」のことです。 「受動態」と「能動態」について話すときは、例文を使うと理解が簡単になります。 能動態:私はリンゴを食べた 受動態:リンゴは私に食べられた このように、「能動態」と「受動態」では主語が変わるの分かりますね! 受動態とは基本的に「○○は△△に□□された」なので、今回質問できている「I would be delighted to accompany you.(私はあなたに同行できてうれしいです)」という文書は受動態ではありません。 受動態の基本形 では次に、それぞれを英語に訳してみましょう! 能動態の場合は「主語+動詞」のかたちなので、そこまで難しくありませんね。 […]
「すっごくかっこいい!」は英語で、「You are best-looking」でしょうか?「good-looking」と同じ感覚で作ってみました。よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 容姿を褒める英単語はたくさんありますが、日本語と同じように、微妙なニュアンスの違いで使い分けることが大切です。 Beautiful … 美しい Pretty … かわいらしい Gorgeous … 素敵な Cute … 可愛い(子供っぽさがある) Lovely … 愛嬌がある Adorable … 愛らしい Hot … セクシー(性的に) Handsome … ハンサム Good looking […]
「not」は「~ではない」、「don’t」は「~出来ない」 と覚えていますが、そうなると「I don’t like fish.」の訳が変になってしまいます。正しい覚え方を教えてください。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「do」は超基本的な単語ながら、意外とトリッキーな動きをします。なので、まずは基本のおさらいから。 「do」には下記3つのような使い方と意味があります。 1)質問する時 … 「〜しますか?」 例)Do you play tennis?(テニスをしますか?) 2)動作を表現する時 … 「〜する」 例)I’ll do the dishers.(私が皿洗いするよ) 3)強調する時 … 「本当に / 実に」 例)I […]
前置詞の使い分けについて悩んでいます。「to」と「for」の違いをご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「to」と「for」はどちらも「~へ向かって」と翻訳できてしまうため、どんな違いがあるのかで混乱してしまう人が多いようです。 基本的に使い分けは、「結果を含んでいるかどうか」「その行動が相手を必要とするかどうか」で判断します。 「結果を含んでいるかどうか」に関しては、移動に関する例文を使うと分かりやすいです。「for」は「向かう方向」だけを意味しますが、「to」には「向かう方向」と「到達する」という意味が含まれます。 The airplane left for Japan. (飛行機は日本に向けて出発した) 「for」を使う場合、「日本へ」という方向と「飛行機が出発した」という事実まではわかりますが、実際に飛行機が日本へ到着したかどうかはわかりません。 The airplane went to Japan. (飛行機は日本へ行った) 一方で「to」を使う場合は、「飛行機が日本へ到着した」という事実が含まれていることが分かると思います。 「その行動が相手を必要とするかどうか」はそのままの意味です。 I bought a book for […]
「I have a finger injury. (指を痛める)」という英文を見たのですが、「finger」と「injury」の間に「of」は必要ないのでしょうか?「of」の使い方と、前置詞を使うタイミングについて少しご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! まず最初に、今回の例文「I have a finger injury」の解説から。 「Injure」は「怪我をする / させる」という意味の動詞ですが、「Injury」は「怪我 / 負傷」という意味の名詞です!そのため、「Finger injury」も「指を怪我した」という意味ではなく、正確には「手指傷害」という病名のことになり、例文の日本語訳も正確には「私は手指傷害を患っている」となるんです。 「指を怪我している」という意味で使うなら「I have a injured finger」の方がニュアンス的にはあっていると思います。 それでは本題に移りますが、「Finger」と「Injury」の間に「of」が入らないのはなぜでしょうか。 第1の理由は、「Finger injury」がそれだけで「手指傷害」というひとつの名詞だから。 第2の理由は「of」の使われ方にあります。「of」の主な用法は、「部分 […]
「I mean ~」ってどう使うんですか? ネイティブがよく会話で使う「I mean ~」というフレーズ。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はいくつかの意味があり、上手に使い分けることができれば表現の幅がぐっと広がります! 今回はその中でも覚えておきたい2つの使い方をご紹介します! ■ 1.前置きとして使う 文頭で使うことで、「というのも」「つまり」といった説明を追加する際の前置き表現になります。 「I think it’s going to rain soon. I mean, look at the sky.」 (そろそろ雨が降ると思うよ。だって、空を見てみなよ。) 英文では結論を先に伝えてから補足の説明をする傾向があるため、上記の例文のように「I mean」を使って会話の内容をフォローするわけです。 ■ […]
「Which」の使い方を教えてください 「Which」は大きく分けて、「疑問詞」と「関係代名詞」の二通りの使われ方をします。どちらの使い方も覚えておけば、表現の幅がぐっと広がります! ■ 疑問詞の「Which」 疑問詞では、基本的に「どっち?」の意味で使われます。その際に「be動詞」や「名詞」と組み合わせることにより、様々なバリエーションの質問を作ることができるんです。 ・Which is your house? (どっちがあなたの家?) ・Which house is yours?(どっちの家があなたの?) ・Which pen should I use?(どっちのペンを使うべき?) ■ 関係代名詞の「Which」 関係代名詞は、前後の文章をつなげる役目を持っています。関係代名詞にも様々種類がありますが、「Which」は主に物や動物について説明するときに使われます。 ・This is my house […]