街を歩いていたら前の人が落とし物をした。こんな時に「これ落としましたよ」と伝えるフレーズがとっさに出てきますか?この一言がないと変な勘違いをされるかもしれないので、覚えておきましょう! 落とし物は英語で「Lost property(ロスト・プロパティ)」と言います。しかし、「これ落としましたよ」と伝えながら落とし物を直接相手に届ける場合、目の前にそのアイテムがあるため「Lost property」は使いません。 「何か落としましたよ」という表現は「You dropped something.」と言います。落としたものを指さしながら言ってあげると、相手にも伝わりやすいと思います。 もし直接拾って手渡しするのであれば、「I think you dropped this.(これ落としたと思いますよ)」「Is this yours?(これ、あなたのですが?)」と伝える方が分かりやすいですね。もちろん「Wallet(財布)」「スマホ(Smart phone)」など、落とした物を名指しで伝えるのもOKです。 もし駅やショッピングモールなどで物を落としてしまったら、「Lost and found(遺失物取扱所)」へ問い合わせてみてください。その場合は「I think I dropped ~(~を落としたんです)」「I’m looking for my ~(私の~を探しているんです)」と伝え、具体的な時間や場所などの情報を伝えてください。 最後に、知らない人に声をかけるときは「Excuse me」の一言を忘れずに!
Posts By: KOTARO
皆さんは、オンライン英和辞典「weblio」を利用されていますか? weblioでは毎年、年間の利用状況(ログ)に基づき、その年に最も注目された英単語・英語表現を選出する企画を開催しているんです。 2018年の結果も先日公開されたので、今回はその内容に伴ったお話を紹介してみようと思います! (引用元:weblio 英単語長 「今年の英単語 2018」) ■ 今年の英単語 2018は「me too」 2018年、weblio 英単語帳にて一番よく調べられたのは、「me too」でした!「#me too」とは、アメリカを中心として世界中に広がった、セクシャル・ハラスメント被害を告発する活動です。 直訳では「私も」というだけの意味ですが、セクハラ被害を訴える「私も同じような被害にあった」といった意味で広く使われました。 【関連記事】「セクハラ」「パワハラ」を英語にすると? ■ 2017年の英単語は「Fact」 ちなみに2017年は、「事実」という意味の「Fact」が最も多く検索された単語だったそうです。この年はアメリカのトランプ大統領が発言した「Fake news」が大きなトレンドとなっており、その対義語として「Fact」に注目が集まったのだと考えられています。 「Fact」は「事実」、あるいは「現実」「真相」などとも訳される名詞です。 […]
「すっごくかっこいい!」は英語で、「You are best-looking」でしょうか?「good-looking」と同じ感覚で作ってみました。よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 容姿を褒める英単語はたくさんありますが、日本語と同じように、微妙なニュアンスの違いで使い分けることが大切です。 Beautiful … 美しい Pretty … かわいらしい Gorgeous … 素敵な Cute … 可愛い(子供っぽさがある) Lovely … 愛嬌がある Adorable … 愛らしい Hot … セクシー(性的に) Handsome … ハンサム Good looking […]
ドラマウォーキングデッドを見て「kamikaze」という単語があることを知りました。日本語由来で興味を持ったのですがいまいち使い方がわかりません。どのような場面で使いますか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「KAMIKAZE」という言葉は日本語の「神風」から派生した、英語辞典にも登録されている単語です。では、「神風」とはどんな意味の日本語なのでしょうか? 辞書では下記のように解説されていました。 1)神が吹き起こすという風。特に、元寇 (げんこう) の際に吹いた激しい風。 2)第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。神風 (しんぷう) 特別攻撃隊。→特攻隊 3)《2から転じて》その行為が向こうみずで人命を粗末にするたとえ。「神風運転」 (https://dictionary.goo.ne.jp/jn/44730/meaning/m0u/) 英語圏(特にアメリカ)では第二次世界大戦での日本軍の「神風攻撃」が非常に強く記憶に残っており、そこから(3)の意味の英語として定着していったようです。 なので、英語辞典では「Used to describe someone who is willing to take risks, without caring about their safety(自身の安全を考慮せず危険を冒す人を指す)」と説明されています。 使い方としては、「This is a kamikaze […]
初めて質問します。よろしくおねがいします。「体重を測る」は、翻訳アプリでは「I measure my body weight.」となりますが、これでいいのでしょうか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 日本語には、用途に応じて使い分ける様々な「はかる」があります。 「時間」や「数量」の場合は「計る」 「重さ」や「体積」の場合は「量る」 「長さ」「面積」「温度」の場合は「測る」 英語も日本語と同じく、「何か」を測定する場合はその対象に合わせて使用する単語が変わるんです。 今回の質問では「体重」を測定するために「Measure」を使っていますが、「Measure」を使って測定する対象は、通常「長さ」や「距離」になります。「体重」を測定するのであれば、「Weight」を使いましょう! ・Weight myself … (自分の)体重を量る ちなみに、その他の測定するときに使う単語はこんな感じです。 ・Measure my height … 身長を測る ・Take my body temperature […]
英会話がある程度できるようになった人にありがちなのが、「英語は話せるけど書けない…」というパターンです!特に単語のスペルミスが増えがちになります。なぜこのような状態に陥るのでしょうか…? ※ちなみに、スペルミスは和製英語!英語では「Spelling error」となります。 理由1:音で覚えてしまっているから 例えば、「Wednesday(水曜日)」という単語があります。この単語は「ウェンズディ」と発音しますが、発音しない「d」が含まれているため、音で覚えてしまうとミススぺルに繋がるわけです。 なぜ「Wednesday」の「d」は発音されないのか。 なぜ「Beautiful」の「eau」は「ュー」と発音するのか。 なぜ「Anti」は「アンタィ」と発音するのか。 日本では英単語の読み方の規則性やルールを理解しないまま、読み方だけを覚える傾向があります。そのうえで会話中心の勉強をしてしまうことで「単語を書く機会」が失われ、いざ単語を書こうとしても微妙なスペルミスをしてしまうんです。 理由2:機械に頼りすぎ!? 最近はパソコンだけでなく、スマホで文字を書いていても「スペルチェッカー」が仕事をしてくれます。 そのため、上記の「音のスペルミス」があっても問題なく正しい文章が書けちゃうんですよね。 この機能があるおかげで「自分で書く」機会はどんどん失われ、いざ機械に頼れない状況になった時に「スペルが分からない…」という事態になっちゃうわけです。 スペルミスしやすい単語の特徴 スペルミスしやすい単語の特徴は、「同じアルファベットが続く」「似た音と間違える」「発音しないアルファベットがある」などです。 ■ 同じアルファベットが続く 「Accommodation」(アコモデーション) 「Assessment」(アセッスメント) 「Appropriate」(アプロプリエイト) 「Coordinate」(コーディネイト) ■ 似た音と間違る […]
「not」は「~ではない」、「don’t」は「~出来ない」 と覚えていますが、そうなると「I don’t like fish.」の訳が変になってしまいます。正しい覚え方を教えてください。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「do」は超基本的な単語ながら、意外とトリッキーな動きをします。なので、まずは基本のおさらいから。 「do」には下記3つのような使い方と意味があります。 1)質問する時 … 「〜しますか?」 例)Do you play tennis?(テニスをしますか?) 2)動作を表現する時 … 「〜する」 例)I’ll do the dishers.(私が皿洗いするよ) 3)強調する時 … 「本当に / 実に」 例)I […]
「Get this」の使い方を教えてください。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「Get」を使ったイディオムはたくさんありますが、その中でも「Get this」は会話表現としてよく使われるフレーズです。 相手に対して使うと、「Get this」は「ちょっと聞いて」「理解して」という意味を持ち、会話のはじめや、伝えたいことを強調する表現として使われます! 「OK, get this. You need to post this mail ASAP.」 (よし、聞いてくれ。君は可能な限り早くこの手紙を投函する必要がある。) 一方で、自分に対して使うと「I got this !」「私に任せて!」という表現になります。 また、「ここまで来た」「成し遂げた」という意味で「Get this far」というフレーズもよく使われます! 同じようなフレーズとして、「Get it」があります。こちらは「理解する」「了解する」という意味があり、ネイティブも多用するフレーズなので、覚えておきましょう。 […]
前置詞の使い分けについて悩んでいます。「to」と「for」の違いをご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「to」と「for」はどちらも「~へ向かって」と翻訳できてしまうため、どんな違いがあるのかで混乱してしまう人が多いようです。 基本的に使い分けは、「結果を含んでいるかどうか」「その行動が相手を必要とするかどうか」で判断します。 「結果を含んでいるかどうか」に関しては、移動に関する例文を使うと分かりやすいです。「for」は「向かう方向」だけを意味しますが、「to」には「向かう方向」と「到達する」という意味が含まれます。 The airplane left for Japan. (飛行機は日本に向けて出発した) 「for」を使う場合、「日本へ」という方向と「飛行機が出発した」という事実まではわかりますが、実際に飛行機が日本へ到着したかどうかはわかりません。 The airplane went to Japan. (飛行機は日本へ行った) 一方で「to」を使う場合は、「飛行機が日本へ到着した」という事実が含まれていることが分かると思います。 「その行動が相手を必要とするかどうか」はそのままの意味です。 I bought a book for […]
「I have a finger injury. (指を痛める)」という英文を見たのですが、「finger」と「injury」の間に「of」は必要ないのでしょうか?「of」の使い方と、前置詞を使うタイミングについて少しご説明いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! まず最初に、今回の例文「I have a finger injury」の解説から。 「Injure」は「怪我をする / させる」という意味の動詞ですが、「Injury」は「怪我 / 負傷」という意味の名詞です!そのため、「Finger injury」も「指を怪我した」という意味ではなく、正確には「手指傷害」という病名のことになり、例文の日本語訳も正確には「私は手指傷害を患っている」となるんです。 「指を怪我している」という意味で使うなら「I have a injured finger」の方がニュアンス的にはあっていると思います。 それでは本題に移りますが、「Finger」と「Injury」の間に「of」が入らないのはなぜでしょうか。 第1の理由は、「Finger injury」がそれだけで「手指傷害」というひとつの名詞だから。 第2の理由は「of」の使われ方にあります。「of」の主な用法は、「部分 […]