「赤=警告」「青=静か」など、色には「その色が持つイメージ」というものがあります。もちろん英語にも色を使った英語フレーズはありますが、そのイメージは日本語と必ずしも一致するわけではありません。 今回は、そんな色のイメージと色を使った英語フレーズを紹介します! ■ 白(White) 「白」には「純白」「清らか」「穢れなき」というプラスイメージがあります。一方で「血の気のない状態」「不健康な状態」など医療にまつわる英語にも青ではなく白がよく使われます。 ・Raise the white flag(白旗をあげる) ・White lie(優しい嘘) ・White as a sheet (顔面蒼白) ・Be in white terror(恐怖で真っ青になる) ■ 黒(Black) 「黒」は海外でも「不吉」「恐怖」「不名誉」「暗黒」などネガティブイメージが強めな色です。しかし一方で「(経済の)黒字」「混じりけのない色」といったポジティブなイメージもしっかりあります! ・Black market(闇市場) ・Blackmail(恐喝、ゆすり) […]
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日本にはたくさんの「記念日」があります。 「春分の日」「体育の日」など国が定めた記念日以外にも、「ポッキーの日」や「いい夫婦の日」など企業や記念日協会が定めた記念日があり、その数は2000を超えるんです! 今回は、そんな「記念日」の英訳を紹介します。 ■ 記念日は英語で「Anniversary」 「Anniversary」は単体で「記念日」の意味を持ちますが、国や機関で定められている日というよりも「〇周年」や「個人にとっての記念日」に対して使います。 1st Anniversary:1周年 Wedding Aniversary:結婚記念日 ■ 「~の日」は「~ Day」「Day of ~」 国や機関が定めた記念日には「~ Day」「Day of ~」を使います。 Good couple’s Day:いい夫婦の日 Independence Day:独立記念日 World Day of […]
先日スマホアプリ「マリオカート」が配信され、世界中で大人気になっています! たくさんのキャラクターが登場するマリオの世界ですが、日本と海外では主要キャラクターの名前が大きく異なっているのを知っていますか?? 今後、海外の方たちと一緒に遊ぶ機会も増えると思うので、覚えておくとウケがいいですよ! ■呼び方が同じキャラクター マリオ…Mario ルイージ…Luigi ヨッシー…Yoshi ワリオ…Wario ワルイージ…Waluigi ドンキーコング…Donkey Kong ディディーコング…Diddy Kong デイジー…Daisy まずは日本と海外で呼び方が変わらないキャラクターから。一昔前までは海外での呼びやすさや違和感のなさを優先するためにキャラクターの名前を英語に変えることが多かったようです。(最近ではこの傾向はほとんど見られなくなりました) 上記のキャラクターは出自こそ古いものの、海外でも名前に違和感がないため変更されなかったと考えられます。 ■ 呼び方が違うキャラクター キノピオ…Toad(トード) 「Toadstool(毒キノコ)」から命名されたそうです。なぜ毒キノコ扱いされたのかは謎です。 ピーチ姫 … Princess Peach(プリンセス・ピーチ) 昔はキノピオたちのお姫様だったため、「Princess Toadstool」と呼ばれていました。 […]
日本では普通に使っているのに、海外では相手を不快にさせてしまう表現が実は結構あるんです。 そこで今回は、文法に問題がなくても海外で使うべきではない英語の話題をご紹介します! 1.外見を褒める話題 ・Your face is small 「顔小さい」 ・You have a high nose 「鼻が高い」 ・You are slim 「スリムですよね」 このような外見を褒める表現は、避けるべきです。大きい理由は、顔の小ささにこだわりがなかったり、逆に鼻の高さにコンプレックスをもっていたり、日本では「うらやましい」と思われる外見的特徴も、海外では全く逆のコンプレックスだったりするからです。 体のパーツを褒めたい時は、「You have a cute nose (君の鼻って可愛いね)」といった感じで、褒める部分の造形には触れずに褒めるといいでしょう。 2.相手が話した日本語を褒める 「You speak good […]
「I miss you(さみしい / あなたが恋しい)」に対する返答は、どうしたらいいですか? 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 「I miss you」は恋人や家族、友達に対して「会いたい」という気持ちを伝えるときに使える英語フレーズです。 ちょっと気の利いた返しをしたい時は、どのようなフレーズを使えばいいんでしょうか? ■ 返事に使えるフレーズ So do I (私もそうです) 先に何かがあって、それに対して「私もそうです」といった表現をするときに使うフレーズです。 I miss you too (私もさみしかった) こちらは一番ベーシックな返答です。 Can’t wait to see you (次に会えるのが待てない) こちらは今度会う約束があるときや、その予定を立てたい時に使うフレーズです。 […]
日本の漫画は世界からの評価も高く、様々な言語に翻訳されています。 日本語で漫画を読んでいる時に何気なく目に入る様々な擬音。そんな擬音が英語版ではどのように翻訳されているか、皆さんはご存知ですか?? 漫画以外にも活用できる擬音が沢山あるので、今回はそんな擬音を一気に紹介してきます! ※ちなみに、「擬音」は英語で「Onomatopoeic word(オノマトペック ワード)」となります。フランス語が元となっている言葉で、さらにその前には古代ギリシャ語で「言葉を作る」という意味の「オノマトポイーア」だったとも言われています! =============== ■ 動物の鳴き声 Baa(バェァー) … メー(羊の声) Meow(ミャゥ) … ニャア(猫の声) Oink(オィンク) … ブーブー(豚の声) Quack(クァック) … ガーガー(アヒルの声) Woof(ゥフッ) …ワンワン (犬の声) Grrrr(ガルルル) … グルルル(動物のうめき声) […]
こんにちは!日常会話でよく聞く「such」の使い方がよくわかりません。 教えてほしいです。 「Such」には色々な使い方があります! 「Such (サッチ)」には色々な意味や使い方があるので、ひとつの使い方を知っているだけでは混乱してしまうと思います。 今回は様々な「Such」の使い方を、1つ1つ例を挙げて紹介していきます! 代名詞としての「Such(サッチ)」 代名詞は、日本語で言うところの「こそあど言葉」にあたります。そのため、代名詞として「Such」を使う時は「こんな、そんな、あんな、どんな」という意味なります。 この使い方をする場合は、基本的に「Such + 名詞」のかたちになります。 「I’ve never heard of such a thing.」 (私、そんなこと聞いたことがないわ) 「Why did you say such a thing?」 (どうしてあんなこと言ったの?) 「He […]
4月1日に新しい元号が「令和」に決定し、もうすぐ新元号が始まります。 政府の説明によれば、令和の出典は日本の歌集である『万葉集』の「梅花の歌三十二首」であり、「希望に満ちあふれた、新しい時代を切り開いていく、若い世代が活躍できる時代であってほしい。若者がそれぞれの花を咲かせることのできる日本をつくりたい。」という願いが込められているそうです。 日本語でもなかなか解説が難しいのですが、海外のメディアはどのように「令和」を表現したのでしょうか??覚えておくと便利な英語フレーズ集と合わせてご紹介していきます! ■BBC The term for the new era is made up of the two characters Rei and Wa. Rei can mean “commands” or “order”, as well as “auspicious” or […]
日常会話にもよく出てくる「色」。 赤や青などの簡単な単語は大丈夫かもしれませんが、「藍色」など微妙な色は英語で何と言うのでしょうか? 基本的な色一覧 まずは基本の10色から。日本語ではなくそのまま英語で使っていることも多い色です。 赤 … Red 茶 … Brown 橙 … Orange 黄 … Yellow 緑 … Green 青 … Blue 紫 … Purple 黒 … Black 灰 … Gray 白 […]
「詰みにするまであと何手必要ですか?」を英語で教えてほしいです 今回は、読者さんから届いた質問にお答えします! 将棋やチェスなど、「詰み」が存在する競技はたくさんあります。ゲームや競技で「詰んだ」状況になった場合、一般的にはチェスと同じ「Checkmate(チェックメイト)」が使われます。 一手・二手などの動きは「Move」と訳すので、「詰みにするまであと何手必要ですか?」は「How many moves to checkmate?」となります。 また、なにか失敗した時に「詰んだわー…」といった表現をしますが、こちらは「Checkmate」を使わずに「I’m screwed」「It’s over」「I’m done」などの表現が使われます。 ちなみに「Checkmate」という単語は、ペルシア語の「Shah Mat(シャーマート)」が語源であるとされていて、「待ち伏せにあった王、打ち負かされた王」という意味なんだそうです。 【関連記事】将棋を英語で説明しよう! 日本ワーキング・ホリデー協会 KOTARO